
デバイス認証を組み合わせたVPN接続でリモートアクセスを安全にする網屋
Virtual Private Network
デバイス認証でセキュリティを強化
VPN接続時にデバイス認証を組み合わせることで、安全なリモートアクセスを実現する。
労力のかかる作業は不要
テレワーク時に、社内システムに安全に接続させるための手法としてVPNがある。「既存のルーターやUTMなどを活用してIDとパスワードで実現することもできますが、それだけではセキュリティレベルは不十分です。そこで会社が許可したデバイスだけ接続させるデバイス認証の組み合わせという選択肢が浮かびますが、システム構築が大変です。こうした課題を解決するのが、リモートアクセスソリューションの『V-Client』です」(網屋 営業本部 IT基盤ソリューション営業部 東郷君樹氏)
V-Clientは、拠点間VPNを構築できるルーター「V-edge」との間でVPN通信を実現する。まず、リモートアクセスを行いたいデバイスで電子証明書の内容が記されたメールを受信し、V-Clientのソフトウェアをインストールする。デバイスの情報は網屋が用意するクラウド上の管理センター(CAS-Center)に登録され、電子証明書によるデバイス認証を踏まえたVPN接続が確立できる。マルチOS、マルチデバイス対応で機種依存もない。
「ネットワーク機器の設定や電子証明書の発行・管理など、労力のかかる作業は不要で、デバイス認証を組み合わせた強固なVPN接続を実現できるのが、V-Clientの大きな特長です。テレワークを導入したいけど情報システム部門の手間が増えてしまう…というお悩みを解決できるのです」と東郷氏は解説する。
一人情シスやゼロ情シスなど、情報システム担当者を十分に確保できていない中小規模の企業に対しても、訴求しやすいソリューションと言えよう。
網屋
東郷君樹氏
クラウドサービスにVPN接続
デバイス認証を併用したセキュアなVPN接続を実現するV-Clientは、モバイルPCやスマートデバイスの提案にもつなげられるため、販売パートナーとしては売上の拡大が見込める。「モバイルデバイスの提案にも踏み込めるのがV-Clientの魅力です。ライセンス販売でスモールスタートも可能なので、部署単位での導入提案もしやすいでしょう。順次追加のライセンス提案を行うことで、ストックビジネスを成長させられます」(東郷氏)
網屋では、ルーター不要でクラウドサービスにVPN接続できる「V-Clientα」も用意している。V-ClientのようにV-edgeは設置しなくてもよく、端末にソフトウェアをインストールするだけでクラウドサービスとの間でVPN接続を実現する。「V-Clientαは、クラウドサービスの導入時やテレワーク環境でクラウドサービスを直接利用したいときに有用なサービスです。例えば、Office 365などとのセット提案も効果的ですね」(東郷氏)
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