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デジタルアーツはi-FILTERとm-FILTERのクラウド版を提供

デジタルアーツはi-FILTERとm-FILTERのクラウド版を提供

2019年08月09日更新

web, mail filtering
クラウドサービス化で統合管理画面を提供

オンプレミスで提供してきたセキュリティ製品をクラウド化。各製品の統合管理ニーズに応える。

i-FILTERとm-FILTERを一元管理

 Webやメールのフィルタリングソフトである「i-FILTER」と「m-FILTER」の提供で多くのユーザーを獲得してきたデジタルアーツは、昨年5月からそれらのソリューションをクラウドサービス化した「DigitalArts@Cloud」の提供を開始している。その背景について、デジタルアーツ マーケティング部 m-FILTER課 課長 荻野谷耕太郎氏はこう話す。

「Office 365やG Suiteといったクラウドサービスが普及し、サーバーなどの設備を持たないビジネス環境の整備が着々と進められています。そうした中でお客さまから、i-FILTERやm-FILTERのクラウド化の要望をいただくケースが増えてきたのです。それらの声に応えるために、クラウド化を決めました」

 DigitalArts@Cloudは、デジタルアーツが提供するクラウドサービスの総称だ。クラウドサービスとして提供されるi-FILTERやm-FILTERはそれぞれ、「i-FILTER@Cloud」「m-FILTER@Cloud」と呼ばれる。いずれもクラウドサービスならではの特長として、サーバーなどの構築が不要で初期投資を抑えられる。

 これらに加えてオンプレミス版にはない機能が備わっている。それが、統合管理画面だ。「統合管理画面の提供によって、i-FILTER@Cloudとm-FILTER@Cloudは一元管理が可能です。これは同一の基盤でサービスを提供できるクラウドならではの特長と言えるでしょう」(荻野谷氏)

 i-FILTER@Cloudやm-FILTER@Cloudのユーザーは、5~6割ほどが新規ユーザーになっているという。導入のしやすさから、小規模企業のユーザーも多いようだ。「クラウドサービスのラインアップで、お客さまに提案できる選択肢が増えました。クラウドサービスとオンプレミスの良さを理解していただいた上で、クラウドかオンプレミスかの判断をしていただきたいですね」と荻野谷氏はアドバイスする。

デジタルアーツ
荻野谷耕太郎氏(左)、足立真彦氏(右)

ファイルを自動的に暗号化

 デジタルアーツはフィルタリングソフトだけではなく、ファイルの暗号化ソリューションである「FinalCode」も提供している。もともとクラウドサービスとオンプレミス版を用意してきたが、クラウド版の名称を今年の6月27日から「FinalCode@Cloud」に変更し、DigitalArts@Cloudのラインアップに加えた。

「DigitalArts@CloudのラインアップになったFinalCode@Cloudは、i-FILTER@Cloudやm-FILTER@Cloudと同様に、統合管理画面が利用できるので非常に便利です。m-FILTER@Cloudやi-FILTER@Cloudと連携させると、メールの送信時に自動で添付ファイルを暗号化したり、不正アクセスのファイルログをWebやメールのインシデントログとともに一元管理したりできるのです」(デジタルアーツ マーケティング部 FinalCode課 課長補佐 足立真彦氏)

 FinalCode@Cloudで利用できる最新版のFinalCode Ver.6は、意識しなくてもファイルを守ることができるファイル暗号化ソリューションに仕上がっている。従来までFinalCodeでファイルを暗号化する際には、専用のフォルダーに格納する必要があったが、FinalCode@Cloudではファイルを作成・保存したタイミングで自動的に暗号化できる「透過暗号化機能」が追加されているのだ。「働き方改革に関連したテレワークの導入などでセキュリティの意識が高まっている中、ファイルの暗号化ニーズが増加しています。そうしたニーズに応えられるのがFinalCode@Cloudです」(足立氏)

 セキュリティの強化を実現するDigitalArts@Cloudには、社内コミュニケーションを加速させる「Chat@Cloud」もラインアップされた。いわゆるビジネスチャットの機能が提供され、チャットだけであれば無償で利用できる。有償のオプションとしてビデオチャット機能も用意されている。「Chat@Cloudの利用によって、社内コミュニケーションを活性化させられるでしょう。セキュリティだけでなく利便性という観点からもDigitalArts@Cloudを訴求していきたいですね」と足立氏は展望を語る。

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