ホーム > PC-Webzineアーカイブ > ジュニパーネットワークスが打ち立てたセキュリティ戦略とは

ジュニパーネットワークスが打ち立てたセキュリティ戦略とは

ジュニパーネットワークスが打ち立てたセキュリティ戦略とは

2019年06月03日更新

ジュニパーネットワークスのセキュリティ戦略
ユーザー企業が持つ既存製品との連携で脅威に対応

企業戦略

 ジュニパーネットワークスは4月24日、「ジュニパーコネクテッドセキュリティ」に関する説明会を開催した。同社セキュリティ・ビジネス&ストラテジー担当副社長 サマンサ・マドリード氏が来日し、ジュニパーネットワークスが考えるセキュリティ戦略が語られた。

 ネットワークの普及により、脅威は変化し続けている。従来はネットワークをオフラインにしてしまうなどの障害を起こすものが主な脅威だったが、昨今ではIoTデバイスなどの普及やネットワークの多様化により、特定のデバイスに攻撃の的をしぼったものが増えている。「常に変化する脅威に合わせてセキュリティ対策を考え、製品を提供していかなければなりません」とマドリード氏は話す。

 脅威に対応していく上で、多くのユーザーが直面する課題がある。専門人材の不足や、未知の脅威への対応力欠如などだ。また、ユーザー企業は単一のセキュリティベンダーのプラットフォームを統一して導入しているケースが多い。セキュリティ強化のためには、新たなセキュリティソリューションの導入や置き換えが必要だが、新規導入に伴う顧客のコスト負担も増えてしまう。脅威に対するデータ保護の重要性が高まり、日本だけではなく各国の規制強化も強まる中で、単一のセキュリティプラットフォームのみでは対応が難しい。「既存の製品を入れ替えることなく、連携して機能するセキュリティアーキテクチャが必要です」(マドリード氏)こうした状況に対応するためのセキュリティ戦略として同社は、ジュニパーコネクテッドセキュリティを打ち立てた。

脅威検知を強化する

 ジュニパーコネクテッドセキュリティは、同社のセキュリティ製品とさまざまなセキュリティベンダーの製品を連携させていく戦略だ。すでに顧客企業が投資済みのセキュリティ製品をそのまま活用できる。同社のセキュリティ製品と連携することで、リスク管理や脅威検知の自動化、クラウドに対応する柔軟性、ネットワーク全体の可視化などが可能になる。

 例えば、サードパーティ製品と連携しながら自動分析や可視化などを実行できるジュニパーネットワークスの「Juniper Advanced Threat Prevention」(JATP)がある。サードパーティ製品から得た脅威を可視化し、自動的に脅威を防御する。既存製品とのこうした連携を可能にする製品を展開し、常に変化にする脅威に対応してセキュリティ強化を図っていく。

 今後は暗号化された脅威の検知や阻止が重要になるという。「当社の技術をより使いやすくすることでお客様をサポートしていきます」とマドリード氏は語った。

ジュニパーネットワークス
セキュリティ・ビジネス&ストラテジー
担当副社長 サマンサ・マドリード氏

キーワードから記事を探す