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VAIO、Dynabookの最新モデルの魅力を探る

VAIO、Dynabookの最新モデルの魅力を探る

2019年05月07日更新

VAIO、Dynabookが新製品を発売
デザインとパフォーマンス性能の向上がキーワード

PC

 VAIOとDynabookがノートPCの新製品を4月に発表した。いずれも、処理速度の向上や筐体のデザイン変更がポイントになるようだ。新製品発表会で開発背景を探ってきた。

 VAIOは4月10日、15.6インチのノートPC「VAIO S15」と「VAIO Pro PH」を発表した。VAIO S15が個人向け、VAIO Pro PHが法人向けのモデルだ。

 開発の背景には、2018年1月に同社が実施した従来製品VAIO S15/Pro PHの購入者アンケートの結果がある。購入時に重視した点として多く挙げられたのが、CPU性能(46.7%)やストレージの速度(36.6%)、デザイン(32.7%)だった。VAIOはこの結果をもとに、さらなるパフォーマンス性能とデザイン性の向上という二つのポイントを重視してVAIO S15およびPro PHを開発した。

 本製品は、デスクトップ級のパフォーマンス性能をもつ第8世代のインテルHシリーズのプロセッサーを搭載している。従来製品(第7世代のインテルCore i7‐7700HQを搭載したVAIO S15/Pro PH)とCPUのパフォーマンス比較をすると約1.5倍にアップしている。筐体のデザイン性やモバイル性といった要素を兼ね備えつつ、ハイパフォーマンスな処理に対応できるノートPCに仕上がっている。

デザインを一新して剛性を向上

 もう一つのポイントであるデザイン性については、耐久性や機能性を重視した筐体設計に一新している。

 PC開閉時に本体底部が持ち上がる「チルトアップヒンジ」構造により、PCを閉じた時は楔型でスリムに見せつつ、オープン時はキー入力のしやすい角度を保つことができる。手首への負担を軽減し、快適なPC操作を実現する。

 また、同社製品の他モデルでも共通した設計となっている、アルミ一枚板で形成する「フラットアルミパームレスト」によって剛性も確保している。

 ほかにも、法人向けのVAIO Pro PHには、「セキュリティロック・スロット」や多要素認証基盤の「DDS EVE MA」に対応するといったビジネスに求められる高いセキュリティ機能も搭載する。

 このように、パフォーマンス性能やデザイン性を向上させたVAIO S15/Pro PHはビジネスシーンで活躍する1台となるだろう。

PC開閉時に本体底部が持ち上がるチルトアップヒンジによって、キーボード操作が快適になった。

大人のブルーで、高級感を演出

 Dynabookは4月17日、2019年店頭向け夏モデルPC「dynabook T9」を6月に発売することを発表した。

 デザインや色などへのこだわりや、最大9時間のバッテリー駆動や30分の急速充電などのポータブル性を重視している。

 特長の一つとして挙げているデザインは、従来のコンセプトを継承しながら、「薄さ感」や「先進感」を表現したヒンジ部分のデザインと後方に向かって切り上げたラインによってシャープさを出したという。

 カラーバリエーションにもこだわった。新色「スタイリッシュブルー」は落ち着きと深みを感じる大人のブルーだ。新グラフィックパターンとしてdynabookのマークをグラフィックパターンにアレンジしたドットのような柄を本体に施している。

 サウンドにもこだわっている。オンキヨーと共同開発した高音質のスピーカー「Dynamic Wide Sound」をモニター下の左右に配置する。平面がフラットで中心から外心まで同時に音が伝えられる構造の「平面振動板」とスピーカーを2点で支えることで振動を抑えて均一に音を伝える「多点駆動」構造のスピーカーによって雑音が抑えられたクリアで安定した高音域が楽しめる。

 PCIe対応の高速SSDと1TBのHDDを組み合わせて搭載するデュアルストレージにより、PCの高速起動や高速処理、大容量のデータ保存が可能だ。

 赤外線センサーと可視光センサーを一つにまとめた「Windows Hello」対応の赤外線顔認証を搭載している。Webカメラを利用した顔認証よりも認識率が高く、写真などによるなりすましを防止する。

 デザイン性や機能面だけでなく、セキュリティ面でも安心な1台だ。

デュアルストレージを搭載したモデルと高速SSDを搭載していないモデルとの起動速度の比較が行われていた。

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