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高密度Wi-Fiとデジタルサイネージでスマートスタジアム化をサポートするシスコ

高密度Wi-Fiとデジタルサイネージでスマートスタジアム化をサポートするシスコ

2019年03月11日更新

スマートスタジアムで新しい観戦体験

#シスコ #スタジアムWi-Fi #サイネージ

スポーツICT分野でシスコシステムズが注力しているのは、スタジアムのスマート化、いわゆるスマートスタジアムだ。

スタジアムをエンターテインメントの場に

 スポーツの分野において、シスコシステムズのソリューションは、すでに世界40カ国以上、350カ所以上のアリーナやスタジアムで採用されている。しかし、日本ではまだまだスタジアムのスマート化自体が遅れており、スポーツビジネスそのものを立ち上げる必要があると同社は考えている。

「スポーツビジネスをマネタイズするためには、ITの活用が、広告、ファン獲得、チーム力の強化・収益拡大につながり、得られた利益をさらにIT投資に回す好循環を作り出すことが必要です」とシスコシステムズ 東京2020オリンピック・パラリンピック推進本部 本部長 赤西 治氏は指摘する。これまでのスポーツビジネスは、チームが強いことがビジネスの活性化の基軸となっていたが、消費者の嗜好の変化が激しい現在、そしてこれからは、スポーツをエンターテインメントと捉えて、来場者がエキサイティングな体験ができる場を構築して来場者を増やし、広告価値を最大化していくことが重要になるという。その一つのモデルが最先端のテクノロジーを活用した新しいスタジアム、つまりスマートスタジアムだ。

 これまでのスタジアムは、席に座ってじっくり試合を見るスタイルが普通だった。しかし今後は、スマートフォンやSNSなどを日常的に活用して楽しむファンのために、スタジアム全体・周辺を観戦の場として提供し、ファンの特性に合ったきめ細かいサービスの提供が求められていく。「スタジアムのエンターテインメント空間化と新たなサービスの展開による既存顧客の維持と潜在ファンの獲得が必要になります。そうした環境の整備に欠かせないのがITです」(赤西氏)

高密度Wi-Fiとサイネージで空間演出

 シスコシステムズが提供するスタジアム向けソリューションは「Connected Stadium Wi-Fi」と「Cisco Vision Dynamic Signage」の二つ。

 Connected Stadium Wi-Fiは、数万人規模が集まるスタジアム環境下でも快適なネットワークアクセスを実現する高密度Wi-Fiソリューションだ。いつでもつながるネットワークインフラの整備によって、アプリケーションと連携したサービスを観客に提供可能になる。「例えば、飲食のオーダーサービスや座席案内などが観客のスマートフォン向けに提供できるようになります。座席案内と連動して、座席のアップグレードをその場で促すことも可能になり、チケット単価や座席の稼働率の向上などが見込めます。また、スタジアム内の位置やファンの顧客属性に基づく広告配信も実現します」(赤西氏)

 Cisco Vision Dynamic Signageは、大型モニターを活用した低遅延のライブストリーミングや広告配信プラットフォームとして活用できる。スタジアム内のあらゆる場所で、大型モニターを通して競技をいつでも観戦可能にすることで、スタジアム内の空間全体をエンターテインメント化できるのだ。「コンコースやVIPエリアなどさまざまな場所にスクリーンを設置し、HDライブ映像を流しつつ、最新の試合データを取り込んで表示したり、エリアに応じた広告を一緒に表示したりするなど、広告収益にもつなげられます。スタジアムにおけるサイネージは、単なる情報案内板ではなく空間を演出するためのツールなのです」(赤西氏)

 シスコシステムズは、こうしたスタジアムのスマート化を促すソリューションの提供だけでなく、競技者を支えるソリューションも用意している。例えば、卓球の石川佳純選手や張本智和選手とCisco アスリート アンバサダー契約を結んで、シスコシステムズが提供するソリューションのスポーツでの活用の検証を行っている。具体的には、同社が提供するコラボレーションツール「Cisco Webex Teams」などを利用して、海外の遠征先からトレーナーなどとコミュニケーションをとるような使い方が進められている。

「ネットワーク、コラボレーション、データ分析、セキュリティのあらゆる側面で、競技者を支えるソリューションも開発していきます。スポーツに関わるITの提供によって、日本の豊かな社会の実現にも貢献していきたいですね」(シスコシステムズ マーケティング本部 東京2020オリンピック・パラリンピック 部長 生田大朗氏)

(左)シスコシステムズ 赤西 治 氏
(右)シスコシステムズ 生田大朗 氏

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