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持ち運び楽々なモバイルプリンターで外出先でも印刷

持ち運び楽々なモバイルプリンターで外出先でも印刷

2019年03月28日更新

モバイルワーク中でもプリンターを使いたい!

ノートPCを利用してモバイルワークを実現しているビジネスパーソンでも、全ての業務を社外で完結できるわけではない。特に見積書や帳票書類の印刷は、オフィスに戻らないとできないため、ムダな移動時間が発生しているケースもありそうだ。オフィス外でもオフィスと同じ環境で業務を進めるためには、モバイルプリンターの導入がおすすめだ。

ビジネスバッグに入れて持ち運べるサイズ

 働き方改革の一環として、外回りが多い営業職のビジネスパーソンなどはオフィスに戻らずカフェやコワーキングスペースで業務を進める、モバイルワークを推進しているケースも増えてきた。しかし、オフィスの外で業務を進める場合、紙に出力する必要のある見積書などをその場で印刷できないといった課題が生じるケースも少なくない。

 そうした課題を解決する製品として、モバイルプリンターの存在がある。ビジネスバッグに収納できる程度の大きさのモバイルプリンターであれば、モバイルワーク先にも持ち運びが可能だ。特に保守メンテナンスのスタッフなどは帳票書類をその場で出力できると効率的だ。

 モバイルプリンターを持ち運ぶ場合、前述したようなビジネスバッグに入る程度のコンパクトさに加え、本体重量も重要だ。ノートPCに加えモバイルプリンターを持ち運ぶ場合、かばんにかかる負荷も大きい。例えば印刷方式が感熱方式でも十分である場合は、感熱方式のプリンターを選定すると可動部が少ないため、よりコンパクトに、より軽量にモバイルプリンターを持ち運べる。

ワイヤレス対応でスマートに出力

 外出先でモバイルプリンターを使う場合、本体サイズや重量の次に重視したいのが接続のしやすさだ。限られた机のスペースを有効活用するためには、やはり無線LANに対応していた方が利便性が高い。営業先で商談中に見積書を出力する場合でも、ワイヤレスに使えた方がスマートに印刷できるだろう。

 また、モバイルプリンターに加えてAC電源を持ち運ぶのは、荷物の量から見ても負担であるし、外出先で必ずしも電源が確保できるとも限らないため、バッテリーが内蔵されている製品が望ましい。オプションでバッテリー搭載を追加できる製品もあるので、そちらも併せて検討したいところだ。

 外出先での印刷とはいえ、印刷物のクオリティも重視したいポイントだ。写真などのカラーコンテンツを印刷する場合は、インクジェト方式のモバイルプリンターがよいだろう。特にインクを5色採用しているプリンターは、印刷物のクオリティに妥協したくないビジネスパーソンにおすすめだ。

 今回はエプソン販売、キヤノン、ブラザー販売の3社に、持ち運びに適したモバイルプリンターを提案してもらった。

営業先での出力に便利な持ち運びしやすいコンパクトプリンター

PX-S05シリーズ
エプソン販売
オープンプライス

バッテリーを内蔵したコンパクトなモバイルプリンター「PX-S05シリーズ」を提案する。ホワイトモデルとして「PX-S05W」、ブラックモデルとして「PX-S05B」をラインアップしている。

 バッテリーを標準で内蔵しており、モバイルワークなどでAC電源が使えない環境下でも印刷可能だ。

 本体サイズは幅309×奥行き154×高さ61mm、本体重量も約1.6kgとビジネスバッグに入れて持ち運ぶ場合でも負担が少ないコンパクトさ。使わない場合はデスクの引き出しに収納できるなど、場所を取らない。そのため、ショールームのテーブルやカウンター店舗のバックヤードなど、限られたスペースでも活用できる。

 本製品はWi-Fiに対応しており、ワイヤレスで出力可能だ。無線LANがない環境でも使えるWi-Fi Direct機能も搭載しているため、例えば営業先に訪問した際などにスマートフォンやタブレット端末から直接出力が可能なのだ。

 また、営業先などで印刷する場合、シミュレーションプランや見積書を出力するケースが多いが、商談中に飲み物などで書類がぬれてしまうケースもあるだろう。本製品では耐水性に優れた顔料インクを全色に採用しているため、水にぬれたり、マーカーを引いても文字がにじみにくい。オフィスに戻らなくても、営業先で手軽に見積書などを印刷してすぐに手渡せるのだ。

5色ハイブリッドインクで写真もきれいに印刷

PIXUS iP110
キヤノン
オープンプライス

写真も文字もきれいに印刷できる「5色ハイブリッドインク」を採用したモバイルプリンター「PIXUS iP110」を提案する。写真に強い染料インク4色(ブラック/シアン/マゼンタ/イエロー)と、文字に強い顔料インク1色(ブラック)の合計5色のインクタンクを搭載し、写真も文字もにじまずにくっきりと印刷できる。

 ビジネス文書で最もインクを利用するのはブラックだろう。本製品では、ブラックインクの使用量を調整して印刷する「ブラックインク節約モード」を搭載しており、インクコストを抑えて長く使用できる。

 本体サイズは幅約322×奥行き185×高さ62mm、本体重量は約2kgだ。手軽に持ち運べるコンパクトさで、オプションのポータブルキット(バッテリー)を利用すれば、AC電源のない環境下でもA4カラー文書約240枚の印刷(Wi-Fi接続時)が可能だ。

 Wi-Fiを標準搭載しており、ノートPCからワイヤレスで出力可能だ。Wi-Fi環境がない場合でもスマートフォンやタブレットから印刷できる「ダイレクト接続」に対応しており、外出先でもスムーズに印刷可能なのだ。

 スマートフォン向け無料アプリ「Canon PRINT Inkjet」を利用すれば、スマートフォンの写真はもちろん文書もワイヤレス印刷できる。またスマートフォンから直接アクセスできる「PIXUSクラウドリンク」に対応しており、クラウドサービスと連携してクラウド上の文書や写真も簡単に印刷可能だ。

可動部が少ない感熱式を採用し抜群の携帯性を実現

PJ-773
ブラザー販売
オープンプライス

A4サイズ印刷対応のモバイルプリンターブランド「PocketJet」から、感熱方式を採用した小型・軽量なモバイルプリンター「PJ-773」を提案する。可動部が少ない感熱方式を採用したことで、本体サイズは幅255×奥行き55×高さ30mm、本体重量は約610g(充電池装着時)と小型軽量を実現している。かばんに入れてさっと取り出せるサイズだ。

 感熱方式のためヘッドクリーニングの必要がなく、電源を入れてすぐに印刷できる。インク切れやインク詰まりの心配もなく、消耗品は感熱紙のみでよい。印刷スピードも従来製品「PJ-600シリーズ」の1分あたり6枚の出力から、1分あたり8枚の出力に向上した。

 また、標準でリチウムイオン充電池を搭載している。ニッケル水素充電池を採用していた従来製品では一度の充電による印刷可能枚数が約70枚だったが、リチウムイオン充電池を採用したことで8倍以上の約600枚印刷が可能になった。

 無線LANに対応しており、ノートPCからワイヤレスに出力可能だ。またAirPrint、Mopria、Google Cloud Printといった各種印刷サービスに対応しており、システムを開発しなくてもスマートフォンなどのモバイル端末から印刷できる。本製品は、保守メンテナンス業の現場における報告書印刷をはじめ、営業・渉外活動や訪問診療・看護など、外出先で書類を発行する機会が多い業務にも最適だ。

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