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Windows10 への移行と運用の重い負担をライフサイクル全体のサービス化で解決

Windows10 への移行と運用の重い負担をライフサイクル全体のサービス化で解決

2019年02月21日更新

Windows10への移行と運用の重い負担
ライフサイクル全体のサービス化で解決

Simplit プロビジョニング / Simplit Manager / Unifier Cast / Passage Drive
横河レンタ・リース

クラウドの普及に伴いITのサービス化が加速している。SaaSに代表されるようにソフトウェアは自社で所有する時代から、サービスとして利用するサブスクリプション時代に移り変わりつつある。そして一見、別のテーマのように思えるWindows 7の延長サポート終了に伴うWindows 10への移行においても、その課題解決にサブスクリプションの利用が求められている。

最新テクノロジーの活用が加速
情報システム部門の業務は限界

 業務で利用するさまざまなソフトウェアを、クラウドを通じて月額などでサービス利用するサブスクリプションが一般的になっている。もはやITは所有から利用へと移り変わっているのだ。その背景について横河レンタ・リース 常務執行役員 営業統括本部 副統括本部長 石戸和夫氏は次のように解説する。

 「今やビジネスはデータやテクノロジーの進化によって動いています。ですから最新のテクノロジーを積極的に活用しなければビジネスを優位に進められません。しかしテクノロジーの進化が早く、次々と新しいテクノロジーも生まれています。こうした状況に企業が独自で対応するのは不可能と言えるでしょう。例えばアプリケーションが進化する都度、入れ替えるのはコスト、時間、人手の点で現実的ではありません。ITはあくまでもツールですから、ITにかかわる全般を社外のリソースに任せて本業に集中するべきです」(石戸氏)

 そもそも企業や組織が現在置かれている状況を鑑みると、ITを所有して自社で運用するのは非常に難しいと言える。コスト負担はもちろん人材がいないからだ。石戸氏は「情報システム部門では人材が不足しているにもかかわらず、業務は増える一方です」と指摘する。

 クラウドを通じてアプリケーションを月額で利用するSaaSなどのサブスクリプションはITの活用を加速する。ユーザーはサーバーやソフトウェアなどの資産を保有することなく、しかもシステムの運用や保守も不要でバージョンアップに伴うコストや手間も負担せずに済む。

 ユーザーは必要なアプリケーションをサービス利用するだけでいいため、最新テクノロジーを採用した先進的なアプリケーションが容易に利用しやすく、自社の業務やビジネスモデルを進化させられる。

横河レンタ・リース 常務執行役員 営業統括本部 副統括本部長 石戸和夫 氏

サブスクリプションにチャンス到来
Windows 10への移行に伴う商機とは

 サービスを提供するプロバイダーにとってはどうだろう。サブスクリプションでは販売するサービスの単価は決して大きくはない。しかし単価が大きくないためユーザー数を拡大しやすいメリットがある。ユーザー数を増やせば月間の売上額を大きくできる。しかもビジネスに必要なサービスであるため、ほとんどのユーザーが長期にわたって継続利用してくれる。つまり長期にわたって安定した売上が確保できる魅力があるのだ。

 そして大きなビジネスチャンスが狙えると石戸氏は指摘する。石戸氏は「Windows 7の延長サポート終了が目前に迫っていますが、現在もOSのシェアでWindows 7が首位を占めており多くの企業でWindows 10への移行が急務となっています。しかしWindows 10への移行はOSをバージョンアップしたりPCを入れ替えたりするだけでは済みません」と説明する。

 Windows 10にはWaaS(Windows as a Service)と呼ばれる概念が採用されており、機能改善や新機能の提供がクラウドを通じて都度行われる。その際に提供される更新プログラムのファイルサイズが非常に大きく、大型アップデートでは7GBほどになる。

 社内のWindows 10搭載PCが一斉にアップデートをすると社内ネットワークが圧迫されるとともに、インターネットとのゲートウェイがパンクしてしまい業務に深刻な影響を与える恐れがある。

 そこで頻繁に行われるWindows 10のアップデートを管理するためにWSUS(Windows Server Update Services)が提供されている。これはローカルに設置したサーバーにWindows 10の更新プログラムをダウンロードして、社内の配信を管理する仕組みを実現するものだ。

企業のITは所有から利用へ移行
ライフサイクル全体をサービス化

 WSUSによるアップデートの管理は有効ではあるが、オンプレミスでシステムを運用するため人手も時間もかかる。

 石戸氏は「Windows 10への移行と運用にかかる負担もサブスクリプションで解決できます」とアドバイスする。

 横河レンタ・リースは企業が導入したいPCを選ぶだけでPCの導入、運用に伴う作業の全てを、デバイスを含めてサービス利用できる新しいビジネスモデルを提供している。

 同社ではPCをレンタルで提供するとともにWindows 10やドライバーなどの導入および設定、要望に応じた環境構築、さらにWaaSの運用など、Windows 10搭載PCの導入から運用、将来のリプレースまでのライフサイクルを全てカバーするサービスを、PCなどのデバイスを含めてサブスクリプション提供している。

 石戸氏は「Windows 10搭載PCの利用には更新プログラム適用時のアプリケーションを含めた動作確認や、3~7GBもあるアップデートプログラムの社内配信時のネットワークの圧迫、そしてSSDで40分以上、HDDでは3時間以上もかかるアップデート適用時間が課題となります。当社はこれらの課題を解決するサービスを、PCを含めてサブスクリプション提供しています」と説明する。

 具体的にはWindows 10の展開、更新に伴う作業をアウトソーシングできる「Simplit プロビジョニング」や、Windows 10の大型アップデートを最適化できる「Unifier Cast」、PCの運用管理をアウトソーシングできる「Simplit Manager」、さらにはクラウドストレージを活用したデータレスPCソリューション「Passage Drive」などのサービスを、PCのレンタルと組み合わせてサブスクリプションを提供している。

 石戸氏は「当社の取扱メーカー約814社(※)、レンタル総在庫65万台(※)とダイワボウ情報システム(DIS)様の取扱製品や在庫を組み合わせることで、お客様のどのような要望にも応えることができます」とアピールする。
※2019年1月現在

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