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HPEがハイブリッドIT事業戦略で日本のDXを推進

HPEがハイブリッドIT事業戦略で日本のDXを推進

2018年12月03日更新

HPE、ハイブリッドIT事業戦略で日本の社会変革を推進

Enterprise Strategy

日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)は11月2日、ハイブリッドIT事業戦略説明会を開催した。

 まず始めに、同社 ハイブリッドIT事業統括 執行役員 五十嵐毅氏が、日本におけるハイブリッドITの戦略実行方針として、「変革の推進」「パートナーシップの拡大」「人材育成」の三つを掲げた。

「変革の推進」については、「デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現には、根本的な仕組みを変えていくことが必要です。日本が真に効率的な働き方改革を実現するためには、最新のテクノロジーを導入し、組織や部署の壁を越えてITを活用していくべきです」と語り、企業がDXに取り組む必要性を説いた。

「パートナーシップの拡大」では、パートナー企業との付き合い方を見直し、さらなる展開を行っていくと明言した。具体的には、今まで交流のなかった競合企業などとも接点を持つことで新しいパートナーエコシステムを確立し、IT業界の活性化や新たな価値を顧客に提供していくという。

 昨今のITビジネスにおいては、ハードウェアだけではなくコンテナ、自動化、ソフトウェアなどのテクノロジーが複雑化しており、社内で求められる技術も高度になってきている。そこで同社では「人材育成」に注力し、パートナー企業の成長や、新たなテクノロジーの活用を支援できるような、ITテクノロジーに精通した人材の育成に取り組むとしている。

 五十嵐氏は、これら三つのIT戦略を軸に、パートナー企業や日本市場での活動を広げていくことで、顧客の新たなビジネスの立ち上げや、価値の創出を推進していきたいと今後の事業方針を説明した。

ハイブリッドIT事業戦略について説明する五十嵐毅氏。

見直される無停止サーバーの価値

 事業戦略説明会では、ハイブリッドITに関わる製品戦略について、同社 ハイブリッドIT事業統括 ハイブリッドIT製品統括本部 統括本部長 本田昌和氏から説明された。

 クラウドへの移行など企業のシステム環境がオープンな世界にシフトしていく中で、重要となるのがデータの可用性だ。しかし、依然としてデータを利用している最中の業務停止は課題となっており、それらを解決する製品として再評価されているのが、同社の垂直統合型無停止サーバーソリューション「HPE Integrity NonStop」だ。本田氏は「常時接続と常時対応を可能とするHPE Integrity NonStopは、オンライントランザクション処理に対応し、ダウンタイムのリスクを排除できる製品です」と説明する。

 同製品の2019年の戦略として次の四つが挙げられた。事業戦略のハイブリッドITとも深く関係する「仮想環境対応の強化」、分散型台帳で総合信頼型のネットワークによってデータを管理する「ブロックチェーンや製造IoTへの対応」、オンプレミスでもクラウドのような料金体制で利用できる「従量課金サービスの提供」、緊急通報システムでの実証実験プロジェクト「無停止コンピューティング」だ。

 本田氏は、「NonStopサーバーの価値が国内外のお客さまから見直されています。現在のNonStopサーバーよりも機能やサービスを充実させることで、日本ヒューレット・パッカードのビジネスをさらに発展させていきます」と話した。

HPE Integrity NonStopの製品戦略や可用性を解説する本田昌和氏。

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