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会議の内容をクリアに録音できるICレコーダー

会議の内容をクリアに録音できるICレコーダー

2018年11月29日更新

クリアな音声を録音できるICレコーダーを導入して会議記録を残したい

会議での発言は、出席者の記憶やメモ頼りになりがちで、振り返りが難しい。そのため、議事録を作成して内容の共有を図る企業も多いだろう。そうした議事録作成や、過去の発言を振り返るときに役に立つのがICレコーダーだ。

クリアな音声で重要な議題を再確認

 ビジネスパーソンの業務時間のうち、会議に割り当てられている時間は決して少なくない。定期的に開かれる定例会議や少人数での簡単な打ち合わせなど、内容や規模はさまざまだろう。多くの企業で働き方改革が推進されている中、会議時間の削減も重要視されているが、会議は重要な意思決定をしたり、合意形成を図ったりするために必要な場でもあるため、全ての会議がなくなることはない。逆に、会議の回数が削減されることで、1回1回の会議で話し合われる事項の重要度や密度が上がり、それらの会議を記録するためのツールや、議事録作成の役割がさらに重要になってくる可能性がある。

 そこで導入を検討したいのが、ICレコーダーだ。音声による会議記録はスマートフォンのレコーダーアプリでも可能だが、意外とノイズが入ってしまったり、発言者との距離によってはきちんと録音ができなかったりするケースもある。クリアな音声を録音できる、専用のICレコーダーを導入すれば、ノイズの少ない音声できちんとした記録を取ることができ、またその音声をもとに議事録作成もしやすくなる。

 会議で使用するICレコーダーを選定する場合に重要なのは、やはり録音の精度だ。例えば発言者の位置関係などを音声から把握できれば、誰がどの発言をしたかを含めて確認できる。また、会議室の環境によっては空調のファンの音などがノイズとなってしまい、せっかく録音した音声がクリアに聞き取れない場合もある。余計な音を拾わない機能を搭載しているICレコーダーを選定することも重要だ。

威圧感を与えないデザインも重要に

 会議で発言する人の位置が決まっている場合は、その発言者の近くにICレコーダーを設置しておくのも有効な手段だ。しかしその場合、普通のICレコーダーでは録音をスタートした状態で設置しておく必要があり、録音データの冒頭は不要な音声が録音されてしまっているケースもある。ICレコーダー本体と、そのレコーダーを操作するリモコンがセットになっているような製品を選定すれば、必要なときに遠隔から録音がスタートできるため、利便性が高い。

 会議の内容を録音する場合、“さりげなさ”も重要だ。例えばボールペンのようなスティック型のICレコーダーであれば会議室に持ち込みやすく、発言者に対して威圧感も与えにくい。また、スティック型であればジャケットの胸ポケットに入れた状態でも録音しやすいため、ちょっとした打ち合わせの記録などにも適している。その場合、ポケットに入れた状態での操作のしやすさも重要な選定ポイントになるだろう。

 胸ポケットにICレコーダーを装着する場合は、衣服に固定できる否かも確認しておきたい。少しかがんだ瞬間に落下してしまったり、歩いた時の振動でノイズが発生してしまったりすることが極力ないように、クリップが付属している製品であることが望ましいだろう。ICレコーダーのサイズによっては、胸ポケット以外にも鞄やストラップに装着できるため、活用の幅も広がる。

 今回は、オリンパス、ソニー、パナソニックの3社に、会議記録に最適なICレコーダーを提案してもらった。

三つのマイクで発言者の位置関係もクリアに記録

Voice-Trek DM-750
オリンパス
オープンプライス

高音質でクリアな録音が行える3マイクシステム「TRESMIC」(トレスミック)を搭載しステレオ録音可能なICレコーダー「Voice-Trek DM-750」を提案する。

 会議を録音する際に求められるのは、発言者や発言内容がはっきりと分かることだ。本製品には三つのマイクを内蔵したTRESMICシステムによって、発言内容のクリアな記録はもちろん、その位置関係も分かるような臨場感ある録音を可能にしている。

 また、会議室のサイズや発言者数などで変わる音量を自動で追従、適切なレベルで録音する「ボイスチェイサー」を搭載し、会議室や規模を選ばない録音を実現している。

 会議室の環境によっては空調のファンノイズなどが生じる場合もあるが、余計な音を拾わない「ローカットフィルター」も搭載されているため、クリアな録音が可能なのだ。

 録音したデータを活用して議事録に残す場合、一度音声を文字起こしする必要がある。本製品では、音声が録音されていない部分は自動的にスキップし、音声が記録された部分だけを再生する「声だけ再生モード」や、文字起こしをする際に音声を一度停止させた場合、再生を再開したときに頭切れを起こさないように一時停止位置の3秒前に戻って自動再生する「文字起こしモード」なども搭載している。文字起こし作業の作業効率を向上し、よりスピーディーな議事録作成が可能になるのだ。

 録音データが複数ある場合、該当のデータを検索するには少々手間がかかってしまう。本製品には録音日時をもとに録音ファイルを素早く探し出せる「カレンダー検索」機能を搭載しており、多くの録音ファイルから目的のファイルを簡単に検索できる。会議や商談記録などのビジネスシーンにはもちろん、報道関係者の取材やインタビューシーンにも活用できる製品といえる。

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