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成長の原動力はリモートワーク×5時〜22時のフレックスタイム制ーーWaris

成長の原動力はリモートワーク×5時〜22時のフレックスタイム制ーーWaris

2018年11月12日更新

全社員リモートワーク

5時~22時のフレックスタイム制で
創業からビジネスの成長を継続

 厚生労働省が主催した第2回「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」で「キラリと光る取り組み賞」を受賞したのが、人材サービスや有料職業紹介事業を営むWaris(ワリス)だ。2013年の創業から、リモートワークをメインとした業務環境の整備で、育児や介護中の社員を含めて全ての社員にとっての働きやすさを追求。実際に自社ビジネスの成長につなげている点が評価された。

「当社はリモートワークが基本です。社員数は約20名で、営業、総務、経理、人事までの全ての社員がリモートワークを行っています。就業時間は5時~22時までのフレックスタイム制を採用していて、コアタイムは10時~12時の2時間です。育児や介護で毎日固定した業務時間を確保できない社員のために、柔軟な就業体制を整えているのです」(Waris HR&PR 西原沙季氏)

 Warisでは、自宅と顧客先の直行直帰が通常のスタイルだ。その間には、カフェやシェアオフィスで仕事をすることももちろんある。「いつでもどこでも仕事ができる環境のため、出産や介護など、普通の会社では仕事を諦めなければならない状況でも、仕事を続けられます。こうした働きやすさは、人材の採用面でも好影響を及ぼしています」(西原氏)

「働きやすい環境づくりは、 人材の採用面でも好影響を及ぼしています」

Waris
西原沙季氏

LTE内蔵PCとクラウドで仕事

 リモートワークを基本としているだけに、業務の中心は、ノートPCとクラウドサービスの活用で占められている。社員が利用しているのはデルのノートPCだ。西原氏は、バッテリーが1日持つこと、そして何より、障害などが発生した際のサポート対応を評価する。「キーボードが使えなくなったり、急にシャットダウンしてしまったりと、困ったときのサポートが非常にいいですね」(西原氏)

 ノートPCはLTEモデルを採用し、モバイル通信サービスの利用で、Wi-Fi環境がなくてもネットワークに接続して業務を行えるようにしている。「セキュリティの側面から、当社では基本的にはフリーWi-Fiは利用しないというルールがあります。従来まではモバイルルーターを採用していましたが、荷物が増えるだけでなく、バッテリーがなくなったら通信できない不便さがありました。そこで、ノートPCをLTEモデルにして、ノートPCだけでいつでもネットワークに接続できるようにしたのです」(西原氏)

 ちなみにWarisでは、携帯はガラケーを採用している。「バッテリーの持続時間を考えると、ガラケーが便利なのです」と西原氏は説明する。

 全てをモバイルワークで行えるようにしているため、クラウドサービスの活用は必須だ。Warisでは、メールやカレンダー、共有ストレージ、Web会議などは、G Suiteで実現。さらに、勤怠管理は「TeamSpirit」、経費精算は「マネーフォワード」、契約作業は「クラウドサイン」といったかたちで、クラウドサービスをフルに利用する。

 全社員がリモートワークを中心としているので、普段はオフィスで顔を合わせる機会も少ない。そこで、コミュニケーションツールとして、ビジネスチャットの「チャットワーク」も導入した。「通常、社員同士はビジネスチャットを利用してコミュニケーションを図っています。チャットツールはグループごとにやり取りを分けられるので、コミュニケーションの優先順位が把握しやすくていいですね。メールだと重要な内容が埋もれてしまうこともありますから」(西原氏)

Warisの社員は、ノートPCとクラウドサービスの利用が仕事の基本だ。画面はwevox。人間関係などがスコア化して表示される。

HRテックで社員の本音を聞く

 社員の働きやすさの追求のために、最近、Warisが利用を開始したのがHRテックサービスだ。具体的には、組織改善プラットフォームとして機能する「wevox」を導入している。wevoxは独自のアンケート調査で組織の現状を可視化し、従業員のエンゲージメントの向上をサポートするサービスだ。「当社の組織や風土に満足しているかどうかを、定期的なアンケートの実施で把握したいと考えています。リモートワークが主体だからこそ、こうしたツールの活用で、社員の本音を聞いていく必要があるのです。もちろんアンケートは匿名性が担保されています」(西原氏)

 Warisはこれからも、最新のITツールの活用で働きやすい環境づくりを推進していくという。

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