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会議室のオンライン化に貢献するレノボ・ジャパンの「ThinkSmart Hub 500」

会議室のオンライン化に貢献するレノボ・ジャパンの「ThinkSmart Hub 500」

2018年07月19日更新

会議をもっとスマートに

ThinkSmart Hub 500

ThinkSmart Hub 500はSkype for Business専用のオンライン会議システムだ。働き方改革やビジネスの生産性向上が求められるオフィス環境において、会議をもっとスマートかつシンプルにする会議連携ガジェット。日本の会議室に革新をもたらす魅力的な1台だ。

オールインワン会議ハブ

 ThinkSmart Hub 500は、必要な機能を1台に集約したオールインワンの会議専用端末だ。Windows 10 Enterpriseを搭載したパワフルなPCに、Skype for Businessの利用に最適化されたSkype Room Systemがインストールされている。基本的な使い方は、USBコネクターにWebカメラを取り付けて、HDMIコネクターに会議室にある大型テレビやプロジェクターなどを接続する。あとは、ThinkSmart Hub 500を有線LANや無線LANで、社内のネットワークにつなげる。ちなみに、このケーブル類を取り付ける部分が、セキュリティにも配慮した設計になっていて、レノボ・ジャパン製品のビジネス品質の高さを感じる。

 必要な配線を終えて、ネットワーク関連の設定を行ったら、初期設定の画面でSkype for Businessを利用するためのユーザーIDとパスワードを登録する。これだけの準備で、ThinkSmart Hub 500は設置した会議室でオンライン会議システムの調整端末として機能する。ThinkSmart Hub 500の本体には、タッチ操作できるモニターに、360度で音声を拾うマイクと聞き取りやすいスピーカーが組み込まれている。

 ThinkSmart Hub 500を会議室に設置しておけば、複数拠点を結んだオンライン会議をタッチパネルのシンプルな操作のみで開催できる。Skype for Business専用のオンライン会議システムとして設計したことで、会議やミーティングの生産性を高めるガジェットとして活躍する。

配線部分は、「ケーブルマネジメントドア」という仕組みで、物理的なポートを保護し、ケーブルが誤って抜けるのを防ぐ。

Skype for Businessを誰でも使えるようにする

 レノボ・ジャパンがThinkSmart Hub 500を製品化した背景には、Office 365のSkype for Businessが日本国内でも導入数を伸ばしている事実がある。Office 365は、WordやExcel、PowerPointといったアプリケーションだけではなく、Skype for Businessなど多くのクラウドサービスがセットになっている。そのため、この数年で急速にSkype for Businessを利用できるユーザーが増えてきた。

 ところが、ユーザー数が増加する一方で、実際にSkype for Businessを活用しているオフィスや会議室は増えていない。レノボ・ジャパンが独自に行った調査によれば、69%の会議室がネットワークに接続していない「オフライン」のままだという。そのため、手早く手軽にSkype for Businessでオンラインミーティングを行うのが困難な状況にある。せっかくSkype for Businessのライセンスを全社員が使える状況にあっても、会議室のオンライン化が促進されなければ、固定的なミーティングから開放された働き方改革は実現できない。

 こうした現状の課題を解決するために、レノボ・ジャパンはシンプルかつスマートにオンライン会議を実現するThinkSmart Hub 500を製品化した。ちなみに500という数字は、レノボの製品ラインアップとしては中間に位置するグレードになる。上位は700番台になり、エントリーは300番台だ。500が市場を開拓すれば、上位か下位のモデルが登場する可能性もある。

 ThinkSmart Hub 500のモニターには、新しい会議を開催したりHDMI経由でPCの画面を大型モニターに映し出したり、Skype for Businessで連絡するためのダイヤルパッドなどの基本的なアイコンが並んでいる。すでに会議の予定がセットされているのであれば、その日のスケジュールが表示される。会議室に入ってきたスタッフは、ThinkSmart Hub 500の画面に表示されている会議の予定をタップするだけで、Skype for Businessで参加できるオンラインのメンバーが自動的に接続される。

 ThinkSmart Hub 500が会議のマイクとして機能するので、そのほかのデバイスをセットアップする必要はない。Webカメラで撮影する会議室の様子もオンラインで相手と共有できる。また、HDMI経由でPCから大型モニターに映し出すスライドやワークシートなどのプレゼンテーション画面も、オンラインで外のスタッフと共有できる。会議でPowerPointやExcelを使うことが当たり前になっている現在において、HDMIケーブルへの接続だけで容易に画面を共有できる環境は、これまでオンライン会議を苦手にしていた人たちにも、新たな可能性をもたらす。

少人数の会議室をオンライン化

 会社の中に会議室は数多くある。その中で、役員会議室や大会議室のような大型の施設に、高額なテレビ会議システムやオンライン会議関連の製品を導入してきた企業は多い。その一方で、4〜8人ほどで利用する少人数の会議室は、オンライン化が遅れてきた。その理由はいくつもあると思うが、大きなポイントは3点に集約できる。

 一つは、導入コスト。過去のテレビ会議システムの多くは、100万円を超える高額な製品が多かった。二つ目はオンライン化の遅れ。旧式のテレビ会議システムでは、対になる遠方の会議室にも同様のシステムを導入しなければならず、誰もが気軽にどこからでも利用できるようなロケーションフリーのオンライン対応は困難だった。しかし、スマートフォンやモバイルデバイスの普及により、むしろ移動中や出張先からのオンライン化は容易になった。その反対に、社内の会議システムの対応が後手に回っている。そして、残る一つが使い勝手の問題。儀式のようにあれこれと電源を入れてセットアップをしなければならないテレビ会議システムでは、開始までに無駄な時間が過ぎてしまったり、思うような参加者の登録や情報の共有が進まない状況もあった。

 こうした課題の多くをThinkSmart Hub 500は解決する。その手軽で手早いSkype for Businessの迅速な実行は、多くの企業の小規模な会議室に革新的なオンライン化をもたらす。コストパフォーマンスに優れ、日本の大和研究所も開発に深く携わっているThinkSmart Hub 500は、まさに日本企業が求めていたオンライン会議ガジェットと言える。

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