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瞬停などの電源トラブルから監視カメラを守る

瞬停などの電源トラブルから監視カメラを守る

2018年05月28日更新

POSレジや監視カメラを電源トラブルから保護するUPSを導入したい

UPSというと、データセンターのサーバーや企業内のPCに接続して、突然の落雷などによる停電から機器を守るために導入するという印象があるだろう。しかし、IoT環境が普及した昨今では、停電などの電源トラブルから保護する必要がある機器はサーバーやPCばかりではない。今回は身近なPOSレジや監視カメラを電源トラブルから保護するUPSを紹介する。

常時稼働が求められるIoTデバイス

 あらゆるものがネットワークにつながり相互に通信を行うIoT。店舗で利用されているPOSレジや、街中に設置されている監視カメラなども、そのIoTデバイスの一つだ。

 例えばPOSレジは、商品ごとの販売実績を収集し店舗の売上・収益管理を行うためネットワークに接続して通信している。万が一停電などによって、POSレジの稼働がストップしてしまうと、それらのデータが失われてしまうだけでなく、来店者の会計ができなくなる問題も発生する。

 監視カメラも同様だ。昨今の監視カメラは、その多くがネットワークカメラであり撮影した動画をネットワーク回線で収集してデータの蓄積・分析を実施したり、システムと連携して、登録した人物が来店したらアラートを発するような、IoTのセンサーとしての役割を果たしていたりする。特に、監視カメラを設置している背景にはセキュリティの強化があるため、監視カメラで撮影されたデータは途切れなく保存されている必要がある。せっかく監視カメラを設置していても、犯罪や事故が発生した瞬間に録画がされていなければ証拠映像として提出できなくなってしまうからだ。そうした事態を避けるためにも、停電や電源トラブルによって監視カメラの稼働をストップさせないようにしたい。

 上記のような電源トラブルからIoTデバイスを保護するためには、UPSの導入が不可欠だ。それではPOSレジや監視カメラのような機器に対しては、どのようなUPSが適しているのだろうか。

接続端末に応じたUPS選定基準とは

 POSレジや監視カメラに接続するUPSを導入する場合、まず出力電力に注目したい。POSレジと監視カメラではそれぞれ必要となる電力が異なるため、接続するデバイスに応じた給電が可能なUPSの選定が求められるからだ。また、標準保証や保守が充実している製品であれば長期的に安定して使用できるため、保証期間の長さにも注目したい。

 次にPOSレジに接続するUPSの場合、停電によって給電がストップした場合にどの程度POSレジを稼働させられるかが重要になる。前述したように、POSレジでは商品の販売管理を行っているため、停電によってそれらのデータが失われないようにする必要がある。また、停電が発生した場合でも、すでにレジに並んでいる顧客に対しての対応は必要であるため、会計にどれだけの時間対応できるかどうかが選定の重要なポイントとなる。また、POSレジに設置するUPSはレジカウンターの足元に設置する必要があるため、設置が柔軟な筐体であったり、誤操作を防止する工夫がされているUPSが良いだろう。

 監視カメラに接続するUPSの場合、重要となるのが筐体サイズだ。監視カメラは天井などに設置されるケースが多く、その監視カメラを保護するUPSにも柔軟な設置が求められる。場所を選ばず設置可能な大きさのUPSを選定したい。

 今回は、オムロン、シュナイダーエレクトリック、富士電機の3社にUPSを提案してもらった。

瞬停などによる監視カメラトラブルを防止する

BU50SW オムロン

10万8,432円

 監視カメラの電源異常をカバーするUPS「BU50SW」を提案する。セキュリティ強化を目的とした監視カメラソリューションの需要が高まっている中で、録画していた映像に乱れなどが発生してしまうと、せっかく監視カメラを設置していても重要な証拠などが記録できない場合がある。

 本製品は、落雷などが発生した際、大きな電圧が瞬間的に発生するサージ電圧から、接続している機器を保護する機能を搭載している。また、ノイズや瞬間的な停電(瞬停)などが発生した場合、監視カメラの映像に乱れが発生したり誤動作が発生する場合があるが、本製品を接続しておけば、監視カメラのシステムを継続的に稼働させられるため、映像の録画を継続できるのだ。

 本製品はUPS本体に3年間の標準保証が提供されているだけでなく、7年までの延長保守もサポートされており、長期間安定した電源供給がしたいと考えるユーザーにも最適な製品だ。

 バッテリーも3年間の無償提供サービスが用意されており、保守費用を抑えて継続利用できる。期待寿命も4〜5年と長寿命で、トータルランニングコストを抑えられる。

 BU50SWの他にも接続機器の容量に応じて最適なUPSを選定できる豊富なラインアップを用意しており、監視カメラ本体のみならず、録画したデータを保存するサーバーやNAS等への接続に対応したUPSの提案も可能だ。

 小売店で使用されるPOSレジには小型ながら安定した電力供給が可能なUPS「BW100T」の設置が適しており、幅広い製品ラインアップでIoTデバイスの電力供給を保護できる。

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