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VAIOブランドがリプレース提案の訴求力を高める

VAIOブランドがリプレース提案の訴求力を高める

2018年03月15日更新

製造工程をすべて国内自社工場で実施

VAIO

共通設計を採用したサイズ違いのモバイルノート

 2020年1月14日にEOSを迎えるWindows 7について「すでにWindows 10へ移行する検証を進めている企業が多く、XPほどの特需はないかも知れません」とVAIOの執行役員を務める花里隆志氏は語る。同社が提供している端末はモバイルノートPCが中心であるため、ユーザー企業は働き方改革と絡めて端末のリプレースも先進的に進めている事例が多いのだと前置きをした上で「すでにOSの移行は密やかに始まっており、EOSのタイミングによるリプレースよりも4年から5年の端末更新のタイミングの提案のほうがビジネスチャンスがあるのではないかと思います。Windows 7端末からのリプレースよりも、すでにWindows 10端末を導入している企業の方が提案もしやすいでしょう」と語った。

 そうした先進的企業が注目しているのは、やはり働き方改革だ。VAIOは昨年9月より法人向け新シリーズ「VAIO Pro」を立ち上げている。そのメインストリームとなるのが11.6インチモデル「VAIO Pro PF」と、13.3インチモデル「VAIO Pro PG」のノートPCだ。これら2台のノートPCにはSIMスロットが備えられており、SIMフリーLTEに対応している。セキュリティ面で不安のあるフリーWi-Fiを使用することなく、場所を選ばずにモバイルワークができるため、働き方改革を推進しやすいモデルだ。しかし、この2台の端末の真の魅力はそれだけではない。

 花里氏は「VAIO Pro PFとVAIO Pro PGは共通設計を採用しています。ドライバーも中の構造も同一で、違いは本体とモニターのサイズくらいです。そのため企業で使用する場合、VAIO Pro PFとVAIO Pro PGを両方導入してもマスターは一つで共有化できるため管理コストがかからないというメリットがあります。より軽量で小さい端末がよい従業員はVAIO Pro PF、社内利用がメインでときどき持ち歩く従業員はVAIO Pro PGを選択するといったように、働き方に合せて端末を柔軟に変えられるのです」と語る。

SIMフリーLTEモジュールを内蔵した13.3インチノートPC「VAIO Pro PG」。高品位を目指したメイド・イン・ジャパンモデル。

他社にはない提案が実現できる“VAIO”ブランド

 端末の製造においては、主要部品を国内メーカーと共同で開発するほか、最も重要となる製造工程を長野県安曇野市にある自社工場で行う。またVAIOでは法人向けVAIO Proシリーズの発売に合わせて、導入、運用、保守/保証、リプレース/リサイクルといったユーザー企業のPCライフサイクルに合わせてきめ細かいサービスを提供するPCソリューションの拡充を実施した。PCライフサイクルに付随する多くの業務負担をワンストップで軽減するために、PC入れ替え時のキッティングやテレワーク導入時のセキュリティ対策の強化、働き方改革に最適な業務運用構築のサポートなどを行う。

「特にキッティング工程は、国内に自社工場を持つメーカーならではの対応が可能です。例えばVDI環境を導入する企業は、最小構成の組み込み向けOSであるWindows 10 IoTがインストールされたノートPCを選択するケースがありますが、通常、ノートPCにはもともとのOSであるWindows 10がインストールされているため、ダブルの投資となってしまいます。しかし当社のキッティングではWindows 10 IoTを最初からインストールして納品できるので、コストを抑えた導入がしやすいのです」と花里氏は同社の強みを語る。

 VAIOはもともとコンシューマー市場に強いブランドだ。そのため企業に提案すると目新しさからの注目度が非常に高いという。花里氏は「VAIOは企業として立ち上げた当時から法人ビジネスへシフトしていましたが、まだまだその認知度は高くありません。そのためビジネス向けの端末として、企業は提案を想定していないのです。しかし、ビジネス向けの性能と仕様、そしてサポートを行うVAIO Proの端末は企業の業務効率を向上させる端末として非常に有効です。販売店さまが提案する端末として、他社にない目新しい提案ができるため、訴求力の高い商談が行えると自負しております」と語った。

VAIO 花里隆志氏

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