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今から移行に取り掛かってもスケジュールに決して余裕はない

今から移行に取り掛かってもスケジュールに決して余裕はない

2018年03月13日更新

移行前の準備に多くの時間が必要

東芝クライアントソリューション

今から取りかかっても余裕はない

 東芝クライアントソリューションがWindows 10への移行状況についてインターネットでアンケート調査を実施したところ、昨年末の時点で回答企業の半数がすでに移行準備を始めていると回答したという。しかし移行を完了している企業はごくわずかであり、すでに移行の準備を始めている企業においても2018年中あるいはサポート終了までに移行を完了するというスケジュール感のようだ。このアンケート調査の結果を見ると多くの企業では「移行の期限まで今から2年弱の猶予があり、今から取りかかれば余裕を持って移行できる」そう理解しているように見受けられる。しかし環境によっては今から取りかかっても期限に間に合うかどうかわからない場合もあるようだ。

 Windows 10では継続的に機能を更新するWaaS(Windows as a Service)が採用されており、更新プログラムが年間2回提供される。しかも更新プログラムのサポート期間は提供開始から18カ月とされており、必然的に次々と新しい更新プログラムを適用しなければならない。頻繁にPCの環境が変更されてしまうため、業務システムが利用できなくなったり、アプリケーションが利用できなくなったりするなど業務に支障が生じる恐れもある。そのためWindows 10搭載PCへのリプレースや運用中のPCをWindows 10へアップグレードする前に、WaaSに対応するための仕組みを準備しておく必要がある。これにとても時間がかかるのだ。

 さらに東芝クライアントソリューションの柏田氏は「WaaSで提供される更新プログラムは数ギガバイトもの巨大なデータです。更新プログラムを適用するとネットワークの帯域が圧迫され、業務システムやクラウドサービスの利用に支障が生じる恐れがあります。ネットワーク環境を増強するには半年から1年ほどかかります」と指摘する。

 またすでに更新プログラムの適用を管理するWSUS(Windows Server Update Services)を運用していても、既存のWSUSではWaaSの管理ができず、WaaSへ対応するための改変が必要になる。

 そこで東芝クライアントソリューションではWindows 10搭載PCの提供に加えて、Windows 10への移行に必要となるサービスやツールを網羅した「Windows 10ライフサイクルソリューション」を提供している。

厚さ約15.4mm、重量約1,099gの12.5インチフルHD液晶搭載コンバーチブルPC「dynabook VC72」。

移行に伴うノウハウとツールに自信

 前述の通りWindows 10への移行ではWaaSに対応するための準備が重要となる。そこでWindows 10ライフサイクルソリューションでは移行計画を立てるのに役立つ「WaaS 2Daysワークショップ」と「WaaS検証パッケージ」を提供している。

 ワークショップは顧客の社内で実施され、WaaSに対応するためのポイントのレクチャーや実際に運用中の環境でWaaSへの対応方法の検討が行われる。さらにオンプレミス型のWSUSと、クラウド型のAzure Active DirectoryとMicrosoft Intuneを利用してWaaSの運用管理を体験できる。検証パッケージではWaaS管理に必要な機材が2週間貸し出され、管理方法や運用中のシステムへの影響などの検証が行える。

 またWindows 10搭載PCへのリプレースや既存PCのアップグレードを支援するツールとサービスも用意されており、移行に伴う手間と時間を効率化でき、トラブルも回避できるなどスムーズな移行を実現してくれる。

 ちなみにリプレースサービスとアップグレードサービスはいずれも東芝ブランド以外のPCでも利用可能だ。また東芝ブランドのPCならばHDDからSSDへ換装したり、SSDを大容量のSSDに換装したりすることもできる。このほかWindows 10ライフサイクルソリューションには多数のサービスが用意されており、トータルでの利用はもちろん、必要なサービスを選択して利用することもできる。

 柏田氏は「Windows 10ライフサイクルソリューションで円滑な移行を実現しますが、移行には時間がかかるので、できる限り早く実施してください。またこの機会にWindows 8/8.1も移行してしまえば作業が一度で済みますし、社内の環境を統一することもできます」とアドバイスする。

東芝クライアントソリューション 藤間 健氏(左)、荻野孝広氏(中央左)、柏田真吾氏(中央右)、栗原秀行氏(右)

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