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ネットアップが描くデータファブリックの世界とは

ネットアップが描くデータファブリックの世界とは

2018年01月10日更新

ネットアップが描くデータファブリックの世界とは

デジタルトランスフォーメーションの必要性が強く訴求されるビジネス環境において、日々、生成・収集されるデータをいかに活用できるかが、企業の競争力を大きく左右する要因となってきた。そして、そうしたデータ活用を支えるストレージシステムそのものを見直す機運も高まっている。起爆装置となっているのはフラッシュであり、オールフラッシュやHDDとのハイブリッドモデルの需要が高まっているのだ。供給不足が不安視されるフラッシュ製品については、各ベンダーともそれほど不安はないと言い切る。そこで本特集では、フラッシュをキーワードにストレージビジネスの最新シナリオを探った。

データファブリックの世界へ

DATA FABRIC
NetApp AFF A シリーズ

ストレージOS「ONTAP」で統合環境を実現

 2017年に創業25周年を迎えたネットアップは、テクノロジーをウリにストレージ市場を牽引してきたストレージソリューションの専業ベンダーだ。ストレージやデータ管理を主体にビジネスを推進してきた同社ならではの構想が「データファブリック」の世界である。これからのストレージビジネスを展望する上で重要となるこの構想について、ネットアップ アライアンス営業推進本部 ディストリビューションビジネス営業推進部 担当部長の間宮基晴氏は次のように話す。

「クラウドの普及などもあり、お客さまのデータ保存環境は多様化しています。複数のパブリッククラウドサービスを利用したり、オンプレミスにおいても複数社のストレージを利用していたりするケースは少なくないでしょう。そうした環境において分散配置されるデータの管理や移行をスムーズにし、データを布目(ファブリック)のように連携させる構想が、“データファブリック”です。当社がラインアップする製品を活用することで、クラウドとオンプレミス全体で、データの統合管理が実現するのです」

 こうした統合管理環境を構築する上でポイントになるのは、同社が提供するストレージOS「ONTAP」である。フラッシュ、ディスク、クラウドといったストレージ環境全体においてデータ管理の手法を標準化する。「ONTAPを搭載したストレージを導入することで、オンプレミスとクラウドのデータをシームレスにつなげるデータファブリックの世界が手軽に実現できるのです。例えば、ONTAP製品を一つ導入すれば、当社とアライアンスを組んでいる日本全国24社のデータセンター事業者が提供するクラウドサービス(ONTAP利用)とのあいだで、データのやり取りが可能になるのです。バックアップ用途として追加で製品を購入したりする必要がありません」(間宮氏)

ネットアップ アライアンス営業推進本部 ディストリビューションビジネス営業推進部 担当部長 間宮基晴氏

「ネットアップ製品を利用すれば、オンプレミスとクラウドの垣根を越えたシームレスなデータ活用が手軽に実現します」

低価格を実現したAFF A200

 データ容量が増大する中で、データの保存性やセキュリティ性、活用性などに従来以上に注目が集まっている。間宮氏は、「企業の競争においてデータを制するものが勝者となる時代に突入しているのです」と指摘する。ただし、これまでのデータ管理においては、データが複数のストレージ製品の中に分散していて、正確な所在が迅速に把握しづらくなっていたり、活用効率が悪くなっているという課題を抱えている企業は少なくない。特に管理者不足に悩む中堅・中小企業においてはそうした傾向が顕著だという。

「分散されたデータをまとめることで、管理効率やアクセス性が高まります。また、バックアップも一回で行えるようになります。そのため、データの統合が非常に大事ですね。そして、企業ユーザーがデータ活用の重要性を今一度見直された際に出番となるのが当社です」と間宮氏は話す。

 ネットアップが中堅中小企業向けに推すのは、オールフラッシュストレージ「AFF A200」だ。「AFF A200は、ONTAPを搭載したエントリーモデルのオールフラッシュストレージ製品です。フラッシュの低価格化によって、オールフラッシュストレージ製品が従来以上に導入しやすくなっています。そうした流れの中で、AFF A200も非常に魅力的な価格を実現した製品となっています」(間宮氏)

 オールフラッシュ製品の特長は、HDD製品と比較した際の圧倒的な速度だけでなく、障害発生率の低さにもある。HDDのように駆動部分がないため、故障しにくいのだ。「フラッシュ製品の長寿命、信頼性を評価して導入されるお客さまが増えています。HDDよりもSSDのほうがデバイスとして寿命が長くなっていますね」(間宮氏)

オンプレとクラウドでファブリックプールを構成

 AFF A200はサイズが2Uで、対応プロトコルはFC、iSCSI、NFS、pNFS、CIFS/SMBだ。SAN環境とNAS環境の双方のデータ管理を統合できる。「HDDがメインの時代からストレージを提供してきた長年のノウハウが当社製品の強みです。そのため、オールフラッシュストレージであるAFF A200から、SATA HDDで構成した『FASシリーズ』へのバックアップ(SSD to SATAのミラーリング)などもストレージの機能だけで実現します。本サイトではAFF A200を、バックアップにはHDDのFASシリーズを利用するような導入形態が可能になるのです」(間宮氏)

 ONTAPを搭載するAFF A200を利用すれば、クラウドとの連携も手軽に行える。「パブリッククラウドサービスのストレージを自社のストレージの一部のように利用できる『ファブリックプール』という機能も用意しています。アクセス頻度が高いデータはオンプレミスに、アクセス頻度が低いデータは自動的にクラウド側に配置できるようになります」(間宮氏)

 このファブリックプール機能を利用すれば、オンプレミスに設置したオールフラッシュの高速性と、クラウドサービスの高いコストメリットを享受できるクラウド連携の環境を構築できるのだ。

 ネットアップが目指すデータファブリックの一翼を担うAFF A200の導入によって、エンドユーザーはオンプレミスとクラウドにおけるシームレスなデータ活用が可能になる。間宮氏は、「ネットアップ製品を選定していただければ間違いありません。販売パートナーの皆さまにとってAFF A200をはじめとしたネットアップ製品は、売り上げに確実に結びつく商材になるはずです」とアピールする。

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