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10G/40GネットワークとSSDに最適化された仕組みで、安定かつ高性能サービスを提供「Cisco HyperFlex Systems」

10G/40GネットワークとSSDに最適化された仕組みで、安定かつ高性能サービスを提供「Cisco HyperFlex Systems」

2017年10月24日更新

今回のテーマ
サーバー仮想化環境を手軽に構築・運用したい

ハイパーコンバージドインフラ市場が注目を集めている。2016年はハイパーコンバージドインフラ元年とも言われており、各ベンダーが続々と市場に参入した。ハイパーコンバージドインフラのメリットは既存の仮想化システムと比較してシンプルな構成で運用がスタートでき、スケールアウトもしやすい点にある。今後ますます拡大が予想されるハイパーコンバージド市場から、サーバー仮想化環境構築に最適な製品を紹介する。

既存の仮想化システムの課題を解決

そもそもハイパーコンバージドインフラとは何か。端的に表現すると、仮想化環境を構成する際に必要なインフラがパッケージ化された次世代の仮想化基盤だ。従来の仮想化システムは、サーバー、SANスイッチ、ストレージの3層で構成されており、設計構築や運用管理の負担が大きいという課題があった。

その課題を解決する仮想化システムとして、サーバーやSANスイッチ、ストレージを1台のラックに統合したコンバージドインフラが登場した。ハイパーコンバージドインフラはこのコンバージドインフラの一つであり、コンバージドインフラの統合度をソフトウェアによってさらに高めた製品になる。

具体的には、x86ベースのサーバーにストレージと仮想化機能を集約させたインフラだ。サーバーに内蔵されたストレージをSDS(Software Defined Storage)化することで、従来の仮想化システムでは必要とされていたSANスイッチと専用ストレージが不要になり、よりシンプルな構成で運用管理が行えるようになっている。

リソースが不足した場合は、サーバーノードの増設によって容易にスケールアウトができるため、拡張性にも優れている。スモールスタートが可能であるため、大企業だけでなく中堅中小企業でも導入がしやすい。

セットアップ時間を短縮しながら性能は高い

前述したように構築や運用管理がしやすく、手軽に仮想化環境を利用できるハイパーコンバージドインフラは、これまで管理面やコスト面の課題からサーバー仮想化やVDI環境を導入しにくかった企業に最適な製品だ。セットアップ時間わずか20分ほどで導入できる製品も提供されており、迅速な導入が可能になっている。また仮想化環境ながら高いパフォーマンスを提供するため、SSDに最適化された独自のログファイルシステムによって高い性能を発揮する製品も登場しており、手軽に導入しつつハイパフォーマンスな仮想化環境の利用が可能だ。

サーバー仮想化と一口で言っても、ユーザー企業が求める要件はさまざまだ。幅広いポートフォリオと、柔軟なカスタマイズを提供しているメーカーの製品であれば、ユーザー企業は自社の環境に応じたハイパーコンバージドインフラを使用できる。また、災害時の事業継続対策を標準で備えた製品であれば、コストを抑えつつ安定した業務での利用が実現できるだろう。

今回は、シスコシステムズ、日本ヒューレット・パッカード、Dell EMC(EMCジャパン)、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの4社に、サーバー仮想化に最適なハイパーコンバージドインフラを提案してもらった。

10G/40GネットワークとSSDに最適化された仕組みで、安定かつ高性能サービスを提供

Cisco HyperFlex Systems

シスコシステムズ
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サーバー仮想化のインフラとして高い処理能力と、仮想マシンごとで性能のばらつきが少ない安定した性能を提供する「Cisco HyperFlex Systems」を提案する。

通常、ハイパーコンバージドシステムは仮想サーバーと仮想ストレージが一つのノードで同時に稼働するため、ストレージ性能がアプリケーション性能と仮想サーバーの集約率に大きく影響する。しかし本製品では、高速なネットワーク通信と仮想化に特化したネットワークの仕組みや、高速なディスクアクセスを提供するSSDに最適な独自のログファイルシステム「HX Data Platform(HXDP)」で、高い性能を提供する。

導入は非常に簡単だ。物理設置、ケーブリングだけでシステムがシステム基礎情報を自動的に認識・把握し、ユーザーはインストーラーを1クリックして事前に決定したユーザー設定情報を読み込ませるだけで基本構築が完了する。最短で34分でユーザーが仮想サーバーを作成できる環境が構築されるため、非常にスピーディに利用が開始できる。

本製品はマルチクラウド利用にも対応している。Cisco Cloud Centerと組み合わせることで、例えばアプリケーション利用の形態変化や急な負荷変動に応じて、用意されたリソースだけでは対応できない場合に、仮想サーバーをクラウドで利用できるのだ。仮想サーバーを本製品とパブリッククラウド間で移動させられるようになる。セキュリティの観点から見てもパブリッククラウドとの併用はメリットが大きく、重要な処理は本製品上の仮想サーバー・ストレージで対応し、外部リソースが利用可能な仮想サーバー処理はパブリッククラウドを利用することで、外部に預けたくないデータ、アプリケーション処理のみ自社で対応するといった運用が可能だ。

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