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顔認証でログオンが新常識に! NEC「NeoFace Monitor」

顔認証でログオンが新常識に! NEC「NeoFace Monitor」

2017年09月10日更新

頑固な中小企業を決断させる
ITモダナイゼーション計画

資金の乏しさを理由にIT投資に二の足を踏んでいたら、いつの間にか周回遅れになってしまう。瞬発力に秀でる中小企業だからこそ、積極的なIT投資の成果は短期で得られるはずだ。コストや管理負担をかけずに最大の効果を得られる製品やサービスの提案で、中小企業ユーザーのITモダナイゼーション(最新システムへの刷新)を促そう。

「顔でログオン」が新常識に

PC×顔認証

内部からの情報漏洩対策も強固に

企業を取り巻くセキュリティリスクが高まっている。外部要因となるサイバー攻撃への対策に加え、個人情報保護法の改正(2017年5月施行)などの観点からは、従来以上に企業内部からの情報漏洩対策にも取り組んでいかなければならない。

個人情報保護法については、これまでは取り扱う個人情報が5,000件以下の小規模取扱事業者は法規制の対象外だった。しかし、今回の改正によって5,000件以下の取扱事業者も法規制の対象となっている。個人情報に相当するのは、メールソフトのアドレス帳やソフトウェアなどでリスト化された従業者や顧客台帳など。メールソフトのアドレス帳は現在ほとんどの企業が利用しているだろう。つまり、ほとんどの事業者が規制の対象となり得るのだ。よって、法規制の対象になりにくかった中小規模の事業者においても対策が求められるようになる。

このような背景下において、中小企業でも手軽に導入できる内部不正対策として提案したいのがPCの顔認証だ。顔認証はいわゆる生体認証の一つで、パスワードなどと比較してなりすましが難しい。また、パスワードやICカードのように忘れたり盗まれたりもしないため、利便性の面でも効果が高い。同じ生体認証である指紋認証と比較するとやや精度は低くなるものの、Webカメラがあれば利用できる手軽さや、専用スキャナーに指を置くといった操作が不要な面が特長となる。

生体認証の研究・開発で40年以上の歴史を持つNECで顔認証ソフトのマーケティングに携わる穂積幸雄氏は、「顔認証は利便性が高く、本人特定に十分な精度を持った方式です」と太鼓判を押す。

NEC パートナーズプラットフォーム事業部 マネージャー 穂積幸雄 氏

不正操作時は顔画像を保存

NECが提供しているのは顔認証PCログオンソフト「NeoFace Monitor」だ。NeoFace MonitorがインストールされたPCでは、顔データを登録しておけばOSのログオンの際に顔認証を利用できるようになる。実際には、PCに搭載されている、もしくは外付けのWebカメラに顔を向けるだけでログオンが可能だ。顔認証とパスワードを併用する二要素認証も行える。

NeoFace Monitorは、米国国立標準技術研究所が主催する顔認証技術評価コンテストで4回連続1位を獲得した顔認証エンジンNeoFaceの技術を、PCのログオン向けに最適化・軽量化させている。そのため、「認証の速度が速くストレスを感じさせません」と穂積氏はアピールする。NeoFace Monitorは顔の動きを検知する仕組みによって、写真を利用したなりすましも防げるという。

NeoFace Monitorには常時監視機能も搭載されている。これは、PCの利用時に一定間隔でユーザーの顔を確認し、ユーザーが離席した際には自動でロックをかけ、戻ってきた際には自動でロックを解除する機能だ。ユーザーの離席時に未登録のユーザーが着席した場合もロックをかけ、さらに未登録のユーザーの顔画像をログに保存する。「顔画像のログ取得は、不正操作の抑止にもつながります」と穂積氏はその効果を説明する。

導入方法は、クライアントPC単体で認証を行う方式と、認証サーバーを用いた方式がある。クライアントPC単体で行う場合は、利用者の顔データをクライアントPCで管理する。認証サーバーを用いる場合は、利用者の顔データを認証サーバーで一元管理し、Active Directoryと連携してログオンを実現する。「利用者の顔データは社員証の顔データを用いた一括登録も可能です」(穂積氏)

現在利用されているノートPCの多くはWebカメラが標準搭載されているだろう。外付けのWebカメラも低価格で導入できる。そのため、それほどコストをかけなくても、顔認証の仕組みを構築できる点が提案のポイントにもなる。

NeoFace Monitor の認証ログの一覧画面。

働き方改革にも貢献

NECのNeoFace Monitorは販売開始から2年で一般企業、金融業、自治体、学校など500ユーザー以上の導入実績がある。「顔写真を撮影するだけというユーザー登録の簡便さや画面の前に座るだけで認証できる利便性が評価されています。ICカードのように発行の手間や時間、コストがかからない点も支持されています。パスワードやICカードを利用した認証から生体認証への移行を検討されるユーザーは多く、PCの入れ替えのタイミングが提案のチャンスにもなります」(穂積氏)

現在は働き方を見直す働き方改革に着手する企業も増えている。その際に、いつでもどこでも業務端末を安全に利用できる環境として、顔認証のような生体認証の導入は効果的だ。社内におけるPCデータの盗み見を防止するだけでなく、社外においてもPCの不正利用を防げる顔認証の仕組みは、PC提案時の付加価値にもなる。

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