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戸田覚をうならせたロジクール「MX Master 2S」

戸田覚をうならせたロジクール「MX Master 2S」

2017年08月14日更新

ロジクール「MX Master 2S」がスゴい

テーマ :最新マウスで作業負担を楽にする

最近は多くのビジネスパーソンがノートPCを利用している。当然タッチパッドが付いているのだが、別途マウスを使った方が絶対的に楽だ。ロジクールから登場した最新のマウスを使うと、作業の負担が大幅に減る。耳を疑うような話だが、実際の利用方法を含めて紹介していこう。

新登場のMX Master 2S は大型の高級マウスだ。奥に見えるのはロジクールの「K780 マルチデバイス BLUETOOTH キーボード」。

マウスにこだわろう

最近は自分の机を持たないフリーアドレスが流行しはじめている。確かに場所の使い方としては効率的だ。先日も、フリーアドレスを実施している日本マイクロソフトに取材をする機会があり、20名以上の人にお会いしたが、全員がノートPCと共にマウスを持ち歩いていた。数名に伺ってみたが、「マウスを使わないと作業効率が悪くて」と全員が口を揃えていた。

皆さんは、マウスにこだわっているだろうか? 実は、マウスとキーボードはPCの作業を効率化させる上で非常に重要な役目を担っている。仕事でPCを利用するなら、手を触れて操作する部分は、その二つが主だからだ。

僕は、毎日長時間PCと向き合っているので、マウスには相当こだわりを持っている。これまでは、ロジクールの「MX Master」というモデルを使い続けてきた。長年高性能マウスを作り続けてきたメーカーのフラグシップモデルだけあって、形状が非常に良い。サイズはかなり大きいのだが、手をしっかりと置けるので疲労感が少ないのだ。また、ホイールの動きが滑らかで軽く、操作しやすい。ホイールはボタンを押して設定を変更でき、スムーズに回るタイプとクリック感のある操作に変更可能だ。

さらに、本体にボタンが付いていて、これを切り替えることで最大3台のPCで利用できるのが素晴らしい。例えば、普段はデスクトップで作業していて、持ち歩くためのモバイルノートを横に置いたときにも両方の機器を一つのマウスで操作できるのだ。机の上が狭いケースではとても役立つ。

ボタンで3 台までのPC を切り替えて使える。さらに新機能も搭載した。
専用アプリで各ボタンの機能などを割り当てられる。

マウス1台で複数PCを操作

そのMX Masterの新モデル「MX Master 2S」が登場した。価格は、前モデルと同様の税込1万3,910円だ。とてもマウスとは思えないくらい高いのだが、実は、すごい機能を持っている。3台までのPCで使う機能は、ついにボタンでの切り替えさえ不要になった。マルチモニターを使っているときのように、画面の端を超えてポインターを動かすと、隣のパソコンに操作が移る仕組みなのだ。

ロジクールFlow を利用すると、最大3 台のPC でマウスポインターをシームレスに利用できる。

実際に使ってみると何とも不思議で、多少のタイムラグはあるものの、まったく問題なく使える。ただし、専用のアプリをダウンロードしてインストールしておく必要がある。アプリはもちろん無料だ。このアプリでは、PCの左右の位置など、複数台で快適に使うための設定も行う。

マウスの各種ボタンの設定も変更できる。僕は、本体左側にある小さなホイールでは、音量を調整するようにしている。瞬時にボリュームを変更できるのだからとても便利だ。Excelを使う機会が多い方は、先端に付いているホイールで縦スクロールし、横のホイールで横スクロールさせることも可能だ。

サイドボタンはWebブラウザーの進む・戻るに設定しておくと、ほとんどマウスポインターを操作せずにWebページを読んでいける。なんと便利なことだろう。

ロジクールFlow で、複数のPC でマウスを快適に共有できる。

クリップボードも共有できる

目玉機能はこれだけではない。専用のアプリを入れたPC同士で、クリップボードが共有できるのだ。つまり、モバイルノートPCでコピーしたテキストをデスクトップに貼り付けられるのだ! これまで、モバイルノートに保存した画像をデスクトップに貼ろうと思ったら、ネットワーク経由でフォルダーまで取りにいくしかなかった。そんな手間と比較すると驚くほど効率的に作業できる。

データは、SSLや256bitの暗号化が施されているので安全にやりとりが可能だ。社内で使うには、情シスの許可は必要だろうが、さほど問題はないはずだ。利用にあたっては、二つのPCが同じネットワークにつながっている必要がある。

実はこの機能、キーボード(対応機種)でも利用可能だ。2台のデスクトップを利用していても、1台のキーボードでシームレスに使えるのだ。しかも、マウス、キーボードともに、Windowsだけでなく、Macにも対応するから恐れ入る。

Mac でも使えるのがすごいところだ。

MX Master 2Sは、マウスの基本機能もしっかりと進化している。レーザーセンサーは4,000dpiの超高解像度で、マウスポインターを滑らかに動かせるのだ。マウスの解像度の違いは説明が難しいのだが、解像度が高いほど細かな操作でガタつきが少なく動くと考えれば良いだろう。

バッテリーは充電式で、最大70日持つようになった。2カ月に1度、その日の作業を終えたら充電しておけば、翌朝には満タンになっている。電池残量は本体のインジケーターに加え、専用アプリでもチェックできる。

さて、複数台で使える仕組みに対応しているのは、MX Master 2Sだけではない。高級なモバイルマウスの「MX Anywhere 2S」、3,780円(税込)と手頃な「M585」、クリックの音も徹底的に抑えている「M590」などでも利用できる。M585とM590は2台までの利用となる。予算に合わせて選ぶこともできるので、ぜひ活用してみたい。

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