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NECと日本マイクロソフトがクラウド戦略協業を強化

NECと日本マイクロソフトがクラウド戦略協業を強化

2017年07月01日更新

NECと日本MSがクラウド領域における戦略協業を強化

Cloud Service

NECと日本マイクロソフトは、6月15日、Microsoft Azureを中心にクラウド領域における戦略協業を強化すると発表した。両社は2012年から同様の戦略協業を開始してきた。3年ごとに中期計画を策定して実施されてきたが、次のステップとしてマイクロソフトのグローバル基盤であるAzureと、NECのIoTや画像認識、セキュリティといった先進技術を組み合わせて、ユーザーのクラウド活用をさらに促進するのが狙いだ。


具体的な強化内容は次の通り。


・販売および構築体制の強化

①短期でクラウド提案のコツやAzureの全体像、他社クラウドとの売り分け方などを習得できる「Azure提案育成プログラム」を両社共同で企画・策定し、NECの営業・SEを育成、1500名の販売体制を実現する。

②日本マイクロソフトのPremierサポートを拡大して、Azure専門エンジニアとの共同サポートチームをNEC内に設置する。国内で唯一となる日本マイクロソフトとの共同サポートチームにより、国内最高レベルのAzure技術サポート力を実現する。

③ミッションクリティカルな大規模案件の導入を数多く手がけた構築経験豊富な技術者集団を中心に「Microsoft Cloud Solution Center」を創設。NECグループ横断で100名体制のAzure専門技術者集団として組織化する。


・Azureソリューションを共同拡充

NECの業種業務ノウハウと日本マイクロソフトのグローバルな実績をもとにAzureソリューションを拡充する。また、NECの持つIoT領域やセキュリティ領域をはじめとしたさまざまな業種業務パッケージをクラウドに対応させて、2017年8月より順次、サービスを提供開始する予定だ。顧客企業のグローバル事業展開を支援する「Azure導入サポートメニュー」の活用で、Azure導入の検討初期段階からの強力なサポートが可能。


・共同マーケティングプロモーションを展開

両社は既に、APACをはじめ北米、欧州で、NECの画像認識技術を応用した客層分析などのAzureソリューションを共同で構築し、さまざまな展示会に出展している。今後はそれらのソリューションの日本をはじめとした他地域・業種への横展開を図るために共催セミナー・展示会の開催、事例化など、両社によるマーケティング活動を強化していく。

両社は2012年からの協業で、昨年度はOffice 365を中心に約300億円を売り上げた。今回の協業強化によって、マイクロソフト関連のクラウドビジネス領域において、今後3年間で約2000億円の売上を目標にするという。

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