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デジタルマーケティングではビジネスサービスとITサービスの一括提供が必要

デジタルマーケティングではビジネスサービスとITサービスの一括提供が必要

2017年07月14日更新

企業のデジタルマーケティング関連への取り組みが活性化
ビジネスサービスとITサービスの一括提供で商機を獲得

2021年まで7.0%の年間平均成長率で推移

スマートフォンやデジタルサイネージの普及を背景にインターネットやSNSなどを活用してビジネスを拡大、成長させる取り組み、デジタルマーケティングの重要性がさらに高まっている。それに伴い関連するIT製品やサービスの需要も拡大している。

そのデジタルマーケティングをITの側面から支援するサービス、業務の側面から支援するサービスからなる国内デジタルマーケティング関連サービスにおける2017年~2021年のセグメント別および産業分野別の市場予測をIT専門調査会社のIDC Japanが2017年6月29日に発表した。

発表によると2016年の国内デジタルマーケティング関連サービスの市場規模は前年比6.1%増の3,288億円で、2016年~2021年のCAGR(年間平均成長率)は7.0%、2021年の同市場規模は4,605億円になると予測している。

人材不足によりBPOサービスが拡大

国内デジタルマーケティング関連サービス市場をデジタルマーケティング関連ITサービス市場とデジタルマーケティング関連ビジネスサービス市場に分けると、同ITサービス市場はITコンサルティング案件を起点とした需要の拡大により2016年~2021年にCAGRは7.0%で成長し、2021年には2,197億円になると予測する。

また同ビジネスサービス市場は企業の人材不足を背景としたBPOサービスの拡大により、2016年~2021年にCAGRは7.0%で成長し、2021年には2,408億円になると予測している。

広告代理店やコンサル、SIerなどが参入

産業分野別に見るとITサービス、ビジネスサービスへの支出額がいずれも300億円を超える産業分野は製造、流通、金融、その他(不動産や旅行、運輸サービスなど)となっている。

製造ではブランドを持つ企業を中心にモバイルデバイス対応やコンテンツのパーソナライゼーションに関わる案件が支出を牽引し、流通ではメディア選定や広告配信の最適化、オムニチャネル施策などの需要が伸びている。

その他では顧客体験の強化やデジタルチャネルの刷新に向けた取り組みが活発となっているという。デジタルマーケティング市場には広告代理店やコンサルティング会社、システムインテグレーターなどのさまざまな事業者が参入している。

広告代理店がITサービスにも事業拡大

広告代理店はデジタル事業を強化しITサービスの領域にもサービス範囲を拡大しており、ユーザー企業のサービス事業者に対する認知度や利用動向からも広告代理店のプレゼンスが高まっている。

IDC JapanでITサービスグループ リサーチマネージャーを務める木村聡宏氏は「サービス事業者は変化するデジタルマーケティングに追随するとともに、テクノロジーの担い手としてデジタルマーケティングにイノベーションを起こすことで、新たな成長機会を創り出すことができる」とコメントしている。(レビューマガジン社 下地孝雄)

■国内デジタルマーケティング関連サービス市場・支出額予測(2017年~2021年)

※数値は2016年は実績、2017年以降は予測。 出所:IDC Japan

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