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働き方改革とWindows 10 Mobileの熱い関係

働き方改革とWindows 10 Mobileの熱い関係

2017年06月13日更新

Windows 10 Mobile搭載スマホで 働き方を“本気”で変える

Windows 10 Mobile changes your work style.

政府が音頭を取って主導する働き方改革は、Windows 10 Mobile搭載スマートフォンの絶好のビジネスチャンスとなる。既存の資産を生かしつつ、いつでもどこでも仕事ができる環境が構築可能なWindows 10 Mobile搭載スマートフォンの提案で、エンドユーザーの働き方改革をサポートしよう。

スマホで利用できるWindows

働き方改革という言葉が世に出て久しいが、実際に働く環境の見直しは企業の喫緊の課題になっている。特に欧米と比較して働き過ぎと言われがちな国内企業において、ワークライフバランスという視点から、適正な労働時間を確立しようとする動きも活発化してきた。また、少子高齢化による労働力の減少は今後深刻化する一方であり、不足する労働力を補うためにも、多様な働き手を雇用できる環境は必須だ。他社よりも魅力的な労働環境を整備できれば、優秀な人材を雇うことも可能になるだろう。


働き方を改革する際のキーとなるのがITの活用であるのは言うまでもない。モバイルデバイスやクラウドサービスなどの活用によって、時間や場所にとらわれない労働環境が実現するからだ。そのため、マイクロソフトをはじめとしたITベンダーは働き方改革とITという視点から、さまざまなソリューションを提案している。


特に、いつでも利用できて隙間時間も有効活用できるスマートフォンやタブレットは、働き方改革を推進する上で有用なデバイスとなる。そして、それらのデバイスを企業で利用する際に選定したいのが、Windows 10 Mobileである。


Windows 10 Mobileはその名の通り、モバイル向けのWindows 10となる。「ユニバーサルWindowsプラットフォーム」という思想のもと、デスクトップPCやスマートフォンなどで利用できるOSの共通化を果たしたWindows 10では、デスクトップPCやスマートフォンで同一の操作方法、同一のアプリケーションの活用を可能にしているため、システム全体で管理や運用の統一化を図れるのが大きな特長となる。いつでもどこでも仕事ができる環境を構築するために、スマートフォンの導入を検討しているWindowsユーザーにとって、Windows 10 Mobileは有力な選択肢となるのだ。

セキュリティが高く評価

Windows 10 Mobileは、ユニバーサルWindowsプラットフォームというコンセプトで開発されたWindows 10のモバイル版であるため、Windows 10 Mobileで利用できるアプリケーションはデスクトップのWindows 10で利用できるアプリケーションと同様の操作性が実現されている。異なるOSのデバイスを使用するときのような使用感のばらつきを抑えられるのだ。Officeも標準搭載されていて、スマートフォンに最適化された画面でWordやExcel、PowerPointなどの作業がいつでも行える。


いつでもどこでもの仕事環境を整備する上で、Windows 10 Mobileが企業ユーザーから高く評価されているのがセキュリティだ。外出先でも安心して使用できる機能が多数搭載されているからだ。例えば、スマートフォンの指紋リーダーやカメラを活用した指紋認証、顔認証といった生体認証とAzure Active Directoryとの連携によって、企業システムや他のクラウドサービスなどへの安全で効率的なシングルサインオンがスマートフォン上で実現する。また、VPN機能も組み込まれているため、外出先から社内システムへアクセスする際に通信を暗号化した安全なやりとりを可能にする。


デバイス自体も暗号化できる。暗号化機能であるBitLockerを使えば、ストレージ全体を自動的に暗号化可能なのだ。また、遠隔操作でデバイスを使用できなくしたり、データを削除することも行える。これらの機能を組み合わせて利用すれば、外出先でスマートフォンを万一紛失したとしても、データの漏洩を防げる。


マルウェア対策も特長の一つだ。マルウェアによる起動プロセスの改ざん防止のためにハードウェアベースの保護機能「Secure Boot」や「Trusted Boot」などが採用されている。また、機能や操作を制限する「Device Guard」機能によって、信頼された証明機関によって署名されたアプリケーションしか実行できない環境も構築可能だ。不正なアプリケーションの活用によるデバイスへのマルウェアの侵入を防止できるのだ。Windows 10 MobileのWebブラウザーであるEdgeの「SmartScreenフィルター」機能は、ユーザーのフィッシングサイトへのアクセスをブロックする。

Windows 10 Mobile の特長

スマートフォンでもアプリなどの使い勝手が同じ

Windows 10 Mobile は、ユニバーサルWindows プラットフォームという思想のもとに設計されたWindows 10 のモバイル版。PCと同様の操作性をスマートフォンでも実現している。

いつでもどこでもシングルサインオン

Microsoft Passport を有効にするとWindows 10 Mobile 搭載のスマートフォンから会社のActiveDirectory や各種のクラウドサービスにシングルサインオンが可能になる。

社外利用でも安心のセキュリティ

指紋や顔などを利用した生体認証のサポート、端末内や端末を離れたデータの暗号化、VPN 機能、リモートワイプ機能などによって、社外でも安心して利用できる。

スマートフォンでもデスクトップ的に使える

モニターに画面を投映してデスクトップのように使えるContinuum機能を使えば、大きな画面でキーボードやマウスを利用して作業が可能になる。
※写真はActiontec の「スクリーンビームミニ2 コンティニュアム」を利用して画面を投映

Continuumが働き方を変える

Windows 10 Mobileの目玉機能の一つが「Continuum」である。これは、PCなどのモニターに無線もしくは有線で接続することで、スマートフォンの画面をモニターに映して作業可能にする機能だ。キーボードやマウスも利用できるようになるため、スマートフォンをデスクトップPCのように使える。


このContinuumをフル活用できれば、1日の仕事をWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォンだけで行うことも夢ではない。会社ではモニター、キーボード、マウスにスマートフォンを接続して利用し、外出時にはスマートフォンだけを持って行く。作業の核がスマートフォンになるのだ。もちろんすべての業務でこうした使い方ができるわけではないが、一つの選択肢として提案は可能だろう。


Windows 10 Mobileは、Windows 10のメジャーアップデートに合わせて着実に進化している。4月に配信が開始されたCreators Updateでも、Windows 10 Mobileでは下図のような機能強化が果たされるなど、企業利用における利便性を高めている。


このように、Windowsプラットフォームの一部であるWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォンを利用すると、運用管理、セキュリティ、利便性などの側面で、企業、そして利用者それぞれに大きなメリットが生まれる。働く環境を改善させるためには、モバイルデバイスの活用は必須となるが、そのモバイルOSとしてWindows 10 Mobileを選択する意味は大きいのだ。先行するiOSやAndroidと比較してWindows 10 Mobileはこれからの市場だけに、ビジネスチャンスも多く存在するはずだ。

Windows 10 Creators Update におけるWindows 10 Mobile の機能強化ポイント

セキュリティ

データの保護

・SD カードの暗号化

・SMS メッセージのアーカイブ

セキュアなネットワーク接続

・ドメイントリガーVPN
指定されたアプリで特定のドメインにアクセスしようとした際に、自動的にVPN が立ち上がって接続される機能。通常はVPN を利用しないで、イントラネットのサイトにアクセスするときのみにVPN を使いたい場合などに有効。

管理

端末設定の簡素化

・Windows Configuration Designer
プロビジョニングパッケージファイルを作成するツールが利用できる。

・Azure AD 一括登録

柔軟なデバイス管理

・ダイナミックマネージメント
位置情報、接続しているネットワーク、時間に応じたポリシーが自動的に設定される。あるユーザーがモバイル端末を持って工場に入ると自動的に使えなくできるような機能。

・MDM を使わないMAM
Windows Information Protection の制御がMDM に入っていない端末にも適用可能。

生産性

Continuum

・ディスプレイの個別設定
Continuum で外部ディスプレイに接続している際に、外部ディスプレイとWindows 10 Mobile 端末のディスプレイを個別に設定可能。

・イーサネット経由の設定
ドック経由でイーサネットに接続されているときに、設定を変更できるようになった。

Assigned Access

・ロックダウン設定
特定のアプリしか動作しないように設定可能。
キオスク端末にするときなどに使用できる。

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