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国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場はクラウド型コラボレーションおよびWeb会議サービスが成長

国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場はクラウド型コラボレーションおよびWeb会議サービスが成長

2017年06月12日更新

国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場は クラウド型コラボレーションおよびWeb会議サービスが成長

●2017年は2016年並みの成長を持続

IT専門調査会社のIDC Japanは2017年5月29日に国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション(UC&C)市場について調査結果を発表した。同社ではユニファイドコミュニケーション/コラボレーション(UC&C)市場を「IPテレフォニー市場」「コラボレーティブアプリケーション市場」「IPコンファレンスシステム市場」「IPコンタクトセンター市場」の四つのソリューション市場に分類している。


調査結果によると2016年の国内UC&C市場は前年比2.9%増の2,502億円9,400万円となった。2016年は2015年までの企業の音声インフラのリプレース需要が一巡したことでIPテレフォニー市場がマイナス成長となり成長率が鈍化したが、コラボレーティブアプリケーション市場やIPコンファレンスシステム市場でクラウドサービスが成長したことから、同市場は前年比プラス成長を維持した。一方でIPコンタクトセンターシステム市場は大型案件の検討長期化によって成長が鈍化した。


2017年の国内UC&C市場は2016年の市場拡大要因であったコラボレーティブアプリケーション/IPコンファレンスシステム市場の高成長の反動を予測しており、前年比成長率2.6%増と2016年並みの成長を予測している。

●2018年から国内イベント向け先行投資が始まる

IDC Japanでは2017年以降の同市場はラグビーワールドカップ東京大会や東京オリンピック/パラリンピックに向けた音声基盤再構築やインバウンド顧客サポートへの投資、およびWeb会議などのコラボレーティブアプリケーションのクラウドシフト(SaaS型サービス)が一層進むと見ている。

■国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場・売上額予測(2016年~2021年)

出所:IDC Japan

その結果、2016年~2021年のCAGR(年間平均成長率)は2.4%となり、2021年には2,818億1,500万円の規模になると予測している。


また上記の国内イベント向け先行投資として2018年~2019年の同市場は3%以上の成長が見込まれるが、2020年~2021年はオリンピック/パラリンピック開催後に一時利用クラウドサービスの解約や先行投資の反動によって成長率が急速に鈍化すると予測している。


IDC Japan グループディレクターの眞鍋 敬氏は「ベンダー/システムインテグレーター/通信事業者を含むITサプライヤーはUC&C機能のクラウド提供をパートナーとともにいっそう進めること、東京オリンピック/パラリンピックに向けた「UC&C+コグニティブ/AI」のソリューションを検討するべきである」と述べている。(レビューマガジン社 下地孝雄)

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