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国内SDS市場の2016年は前年比約40%で高成長、2020年まで平均30%以上の成長が続くと予測

国内SDS市場の2016年は前年比約40%で高成長、2020年まで平均30%以上の成長が続くと予測

2017年04月24日更新

●ハイパーコンバージドがSDS市場をけん引

データ活用ニーズが高まる中、ストレージおよび関連市場の成長が強く期待されている。その中でSDS(Software Defined Storage)市場について国内の動向についてIT専門調査会社のIDC Japanが2017年2月22日に予測を発表した。
SDSは汎用コンポーネントで構成された業界標準のハードウェアプラットフォーム上で、自律的なソフトウェアスタックがストレージサービスの完全な機能を提供する。
なお同社はSDSをハードウェア(Server-Based Storage)とソフトウェア(Software-Defined Storage Controller Software)で構成されるストレージシステムであると定義している。
同社は2020年の国内SDS市場の売上額を758億円、2015年~2020年のCAGR(年間平均成長率)を31.1%と予測している。セグメント別(ブロック、ファイル、オブジェクト、ハイパーコンバージド)では、コンピュートとストレージの機能を提供するハイパーコンバージドが売上額の規模および成長率の両面でSDS市場の成長をけん引する。
ファイルとオブジェクトはデータ容量の増加や分析などでのデータ活用ニーズに対応するストレージソリューションとして高成長を続け、特に容量では高い構成比を占めると予測する。

●ストレージ関連のコスト削減ニーズに最適

2016年の国内SDS市場の売上額は前年比39.8%増の273億900万円になると予測。SDSはITサービスプロバイダーや大手企業を中心とした大規模環境におけるストレージの調達コストや運用管理コストの削減のニーズに応える形で国内市場に普及しているという。
また急速に立ち上がっているセグメントであるハイパーコンバージドは中小規模環境を含めた国内市場全般において、運用管理の効率化やビジネスニーズへの迅速な対応を実現するソリューションとして急速に普及が進んでいる。
IDC Japanのエンタープライズインフラストラクチャでマーケットアナリストを務める宝出幸久氏は「国内においてSDSへのシフトが進む。ITサプライヤーはSDSの提供価値を明確化するとともに、機能強化や提供形態の多様化といった国内市場におけるSDSの普及戦略を早急に構築し、優位なポジショニングを構築すべきだ」と提言する。
(レビューマガジン社 下地孝雄)

■国内Software Defined Storage市場・売上額予測(2015年~2020年)

出所:IDC Japan

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