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国内ソフトウェア市場はビッグデータ関連市場が成長/コグニティブ、AI、コンテンツアナリティクスへの投資が拡大 [

国内ソフトウェア市場はビッグデータ関連市場が成長/コグニティブ、AI、コンテンツアナリティクスへの投資が拡大 [

2017年03月21日更新

ビッグデータへの投資拡大がポイント

国内ソフトウェア市場予測(2015年~2020年)
出所:IDC Japan

IT専門調査会社のIDC Japanは2016年12月26日、国内ソフトウェア市場の2016年~2020年の予測を発表した。同社が定義するソフトウェア市場にはパッケージソフトウェア、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)の売上額が含まれる。
発表によると2016年の国内ソフトウェア市場は前年比3.9%増の2兆7,416億9,000万円になると予測。市場別ではアプリケーション市場が前年比成長率4.0%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が前年比成長率6.1%、システムインフラストラクチャー市場が前年比成長率2.3%と予測している。
最も高い成長率を見込むアプリケーション開発/デプロイメント市場では、企業のビッグデータに対する投資の拡大がデータベースとアナリティクスソフトウェアの売上に寄与し、構造化データ管理ソフトウェア市場が前年比成長率6.8%、データアクセス/解析/デリバリーソフトウェア市場が前年比成長率8.4%と高い成長になると予測している。
アプリケーション市場ではカスタマーサービスやマーケティングへと活用が広がっているCRMアプリケーション市場が前年比成長率4.9%と最も高い成長率になると予測する。

2019年に3兆円を突破する

国内ソフトウェア市場の2015年~2020年のCAGR(年間平均成長率)は4.2%で、2019年に3兆円を突破し2020年には3兆2,388億円に達すると予測している。
市場別の2015年~2020年のCAGRはアプリケーション市場が3.7%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が6.2%、システムインフラストラクチャー市場が3.5%になると予測している。
アプリケーション開発/デプロイメント市場ではビッグデータ/アナリティクスの需要が引き続き拡大することに加え、PaaSの成長が本格化し2020年まで毎年5%以上の前年比成長率が続くと同社は見ている。

デジタル化が需要拡大のトリガーとなる

アプリケーション市場ではビジネスのデジタル化によってディープラーニングと機械学習を組み合わせたサービスを提供する企業が増え、コグニティブ/AI(人工知能)システム/コンテンツアナリティクスソフトウェアへの投資が拡大すると見ている。
システムインフラストラクチャー市場では標的型サイバー攻撃対策のためのセキュリティソフトウェアや、システム運用自動化のためのシステム管理ソフトウェアの需要が増加すると予測している。

機能ごとに細分化されたコンポーネントが必要

同調査を担当したIDC Japanのソフトウェア&セキュリティ リサーチマネージャー 入谷光浩氏は「企業はデジタルトランスフォーメーションを実現することによって、自社のビジネスモデルに合わせてアプリケーションをデザインし、ソフトウェアやクラウドサービスを組み合わせて開発するようになっていくと考えられる。ソフトウェアベンダーは従来の重厚長大な統合型パッケージではなく、ソフトウェアやクラウドサービスを通じて機能ごとに細分化されたコンポーネントを迅速に提供していくことが重要である」と述べている。(レビューマガジン社 下地孝雄)

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