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プリンター/複合機の世界市場の成長をアジア太平洋地域の好業績が支えている

プリンター/複合機の世界市場の成長をアジア太平洋地域の好業績が支えている

2017年02月23日更新

前年同期比4.4%増の成長

2016年第3四半期 世界HCP市場シェアおよび前年比成長率(出荷台数)
出所:IDC Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker, 12/2016

アジア太平洋地域ではプリンターおよび複合機の需要が堅調なようだ。IT専門調査会社のIDC Japanは2016年12月28日、2016年12月2日にIDCが発表した2016年第3四半期(7月~9月)の世界HCP(Hardcopy Peripheral:プリンター/複合機/コピー機等)市場における出荷実績の抄訳を発表した。
IDC Japanの発表によると2016年第3四半期の総出荷台数は前年同期比3.0%減の2,500万台だったという。そして日本を除くアジア太平洋地域では前年同期比4.4%増の好業績を記録し、世界市場全体における前四半期の成長率が改善に貢献した。

エプソンが世界市場で好業績を記録

2016年第3四半期 世界HCP市場 出荷台数上位5ベンダーの市場シェア推移
出所:IDC Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker, 12/2016

契約向け出荷(Contractual)はマネージドプリントサービス(Managed Print Services - MPS)市場の活況が背景にあり、前年同期比6.1%の伸びとなった。
ビジネスインクジェットの出荷台数は前年同期比7.1%減の約240万台となり、このうちMFPが出荷台数の90%を占めている。
エプソンはアジア太平洋地域(日本を除く)、西欧および米国における好調な業績により上位5ベンダーの中で唯一、出荷台数で前年同期比プラス成長を達成した。

西欧各国市場では価格が安定

西欧のレーザー市場は過去5四半期に見られた不調から抜け出し、前年同期比1.9%のプラス成長となった。平均販売単価は前年同期から1.2%増加し、売上額は出荷台数の増加を超える伸びとなっている。これは多くの西欧各国市場で価格が安定していたことを示していると同社は分析している。 (レビューマガジン社 下地孝雄)

※ ベンダーシェアは各ベンダーのブランドで出荷されたものを集計。
※ Quarterly Hardcopy Peripherals TrackerにはA2~A4の機器が含まれる。
※ HCPにはプリンター、複合機、コピー機が含まれる。すべてのベンダーデータは会計期日ではなく暦上の期日に基づいて算出。
※ 今回の発表はIDCが発行する「Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker」にその詳細が報告されています。
※ 出所のIDC TrackerとはIT専門調査会社であるIDC独自の調査手法に基づきICT製品・サービスの市場規模・ベンダーシェアの実績や市場予測を定期的に提供するデータベース製品のこと。

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