
UPSのベストセラー製品が電力容量を向上/サーバーとストレージを1台のUPSで保護
2016年12月15日更新
「APC Smart-UPS SRT」(SRT5KXLJ)は2016年12月14日より発売開始。
電源容量が4,600Wに向上
2,500万台を超える販売台数を誇る常時インバーター方式のUPS(無停電電源装置)製品である「APC Smart-UPS」シリーズに新モデル「APC Smart-UPS SRT」が、シュナイダーエレクトリックより発表された。
「APC Smart-UPS SRT」シリーズは中規模サーバールーム向けのUPS製品で、対象はミッドレンジおよびミッションクリティカルなサーバー、音声およびデータネットワーク、医療研究機関、軽工業生産現場など。
現行モデルである「APC Smart-UPS RT」シリーズでは3,500Wである電源容量が「APC Smart-UPS SRT」では4,600Wに向上したことで、例えば2,400Wのサーバーと1,200Wのストレージの両方を1台で保護できる。
新機能搭載で操作性も向上
コンセントグループごとにコントロールが可能となり、接続機器のシーケンシャルな再起動や停止が行えるようになったほか、日本語など合計8カ国表示可能なカラー液晶画面が本体に装備されるなどして操作性も向上した。
停電中に重要性の低い負荷機器への送電を切断してバックアップ時間を延ばすことも可能だ。発売は2016年12月14日からで、「SRT5KXLJ」が110万6,000円となっている。(レビューマガジン社 下地孝雄)
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