
よくわかる中小企業がやるべきデータ管理 ~第2回 NASの新規導入作業編~
大きなモニターを使用しながら、説明してもらいます!
第1回のNASの導入から活用までのポイント編では、フォースメディアの日置さんに、NASを導入する際の選定ポイントや活用についてお話いただきました。第2回は実際にNASを新規導入する際にはどのような作業が必要なのか、手順に沿ってお伝え致します。
社内でデータの保存先としてNASを利用したい、個人でもNASの利用を検討しているといった皆さんに朗報です! NASの初期設定について、フォースメディアの日置さんに1から教えていただきました。導入を検討していても、初期設定がネックで足踏み状態の皆さんのお役に立てるよう、順を追って説明していきたいと思います。
スナップショットやボリュームの容量を決めよう
初期設定の際に、ディスクの設定を後回しにしました。ディスクの設定方法を細かくお伝えします。使用したHDDはシーゲイトのNAS専用HDD「IronWolf」です。
いかがでしたか? PCに表示される手順に沿っていけば、初期設定は簡単に行えました。それでも難しそうと感じる方でも大丈夫です。フォースメディアで、キッティングを行い出荷してくれるため、ユーザーは初期設定が終わった状態から使い始められます。
NASを使ってみよう!
NASを使い始めるには、ユーザー登録を行わなければなりません。続いて、ユーザー登録とユーザーグループを作成しみましょう。
高速でデータを移行する
QNAPのTurbo NAS シリーズの新製品「TS-451A」と「TS-251A」は、QNAP独自のUSBクイックアクセスポートを備えています。USB 3.0ケーブルでPCとNASを直接接続すると100MB/sを超える高速アクセスが可能になります。
QNAPのNASには、Thunderbolt 2を搭載し900MB/sのファイル転送が可能なハイエンドモデルがあり、4Kの動画の作成環境などで利用されています。Thunderbolt 2が利用できるのはMac製品が中心で、Windowsユーザーでは一般的ではありません。しかし、USBクイックアクセスポートはWindowsでもMacでも利用可能です。デザイナーやカメラマンなどは、USBクイックアクセスポートを利用して映像や画像などの大きなデータも素早く転送できるでしょう。
今回はNASを新規導入する際の初期設定の手順について、お伝えしてきました。ストレージプールの作成など、難しいと思われがちな部分も画面に表示される手順に沿っていけば簡単に設定できました。
第3回は、NASのHDDの入れ替え手順について詳しくお伝えします。HDDを入れ替えて、NASの容量アップを目指します!(レビューマガジン社 松尾好江)
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