
出張先にも持ち運べる! 500g未満の軽量プロジェクター
2~3人程度のミーティングであれば、タブレットをそのまま相手に見せてプレゼンテーションを行うこともあるでしょう。しかし、少人数だけれどタブレットでは資料が見にくい、同じ画面を見て情報を共有したいと考えるケースもありますよね。今回は、小型・軽量化された短焦点プロジェクターを紹介します。
片手に乗るほどコンパクト
5人程度の小規模のミーティングにおいて、プロジェクターを使用してパワーポイントや資料を投映するケースは多いのではないでしょうか。その際、会議室などにプロジェクターが常設されていない場合もあるでしょう。そのようなときに、持ち運べるプロジェクターがあると便利ですよね。
でも、持ち運べるといっても社内用と社外用など利用されるプロジェクターのサイズはさまざまです。しかし、社内の短い距離であっても持ち運ぶのであれば、軽い方がいいですよね。さらに、営業先や出張先に携帯するプロジェクターも小さく軽くあってほしいです。
そのような要望に応えて、リコーは小型・短焦点プロジェクター「RICOH PJ WXC1110」をリコーオンラインサイトで2016年9月30日から発売しています。本製品は、本体サイズ幅112.5×奥行き112.2×高さ57.1mm、本体重量は約450gです。本製品であれば、小規模会議室の机が小さくても場所を取ることなく設置できます。
実際に持ってみると、片手に乗ってしまうほど小型でした。専用バックが同梱されており、本製品とアダプターやリモコンなどを入れて一緒に持ち運べます。そのため、こまごまとしたケーブルなどを分けて持つ必要がありません。うっかりケーブルを忘れてしまう筆者にとって便利な製品です!
600lmの明るさを実現!
小型で軽量でもプロジェクターですから、明るい光で映像を投映できなければなりません。本製品は、600lmの明るさで投映できます。LED光源を採用しており、約2万時間の長寿命を実現しています。室内の電気を消してPC-WebzineのWebサイトを投映してみたところ、映像は明るく細かい文字までくっきりと映せました。
また、本製品は短焦点モデルで、90cmの距離で50インチの画面が投映できます。本製品であれば、小規模会議室でも投映可能な距離を確保しつつ、50インチという大画面で映像を見ながらミーティングが行えるでしょう。
MHL対応でタブレットから投映可能
本製品のインターフェースは、MHL対応のHDMI端子を備えています。別売りの接続ケーブルを使用すれば、スマートフォンやタブレットからの投映が可能です。
携帯しやすいタブレットと本製品により、外出先でも容易にプレゼンテーションを行う環境が整えられます。また、ケーブルで接続することで、データ転送の遅延などが低減されます。
本製品は縦置きにも対応しているため、縦長の映像を投映しポートレートとしても使用できます。ショールームや店頭に設置したモニターのサイネージなどでも利用可能です。
小型で軽量な本製品であれば、出張先などにも持ち運べます。また、社内でのミーティングでも専用バックごと携帯すれば、ケーブルがなかったりアダプターを持ってくるのを忘れたりといった備品不足を解消できるでしょう。(レビューマガジン社 松尾好江)
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