
CitrixとMSが提携拡大 【Monthly News Jul 2016】
シトリックスはMSと提携して企業のデジタル変革を推進
シトリックス・システムズ・ジャパンは6月17日、マイクロソフトとの提携拡大を含む事業戦略について説明会を開催した。
同説明会では、同社のワールドワイドマーケティング カスタマーエンゲージメント バイスプレジデントのDavid Jones(デイビッド ジョーンズ)氏が事業戦略を語った。
2016年5月24日(米現地時間)に米ラスベガスで開催された同社主催のイベント「Citrix Synegy」において、マイクロソフトとの戦略的パートナーシップをさらに拡大すると発表した。パートナーシップの拡大の理由は、クラウド上の仮想アプリケーションや仮想デスクトップ、ネットワークデリバリー、エンタープライズモビリティ管理の分野におけるユーザーニーズを満たすためだとしている。ユーザーは集約されたクラウド、モバイル、ビッグデータを最大限活用して、組織内のデジタル変革を推進できる。さらに、シトリックスとマイクロソフトはユーザーの需要に基づき、Citrix XenMobile、Citrix NetScalerとMicrosoft Enterprise Mobility Suite(EMS)との統合を新たに共同で進めるとしている。
17日の説明会でDavid氏は、「世界中のあらゆる業種、あらゆる規模の企業がデジタル変革を実現し、従業員にいつでもどこでもより生産的に業務を遂行できる環境を提供できる」という同社の社長 兼 CEOのKirill Tatarinov(キリル タタリノフ)のコメントを紹介した。
パートナーシップ拡大の一つとして、2016年の後半に、ユーザー単位のWindows 10 Enterpriseライセンスを保有しているユーザーに対して、Citrix XenDesktop VDIソリューションを通じてAzure上でWindows 10のイメージを管理するオプションの提供を決めている。これにより、企業は仮想アプリケーションや仮想デスクトップを導入しやすくなる。
シトリックスとマイクロソフトは、企業がクラウドとオンプレミスのアプリケーション間でデータを保有しながら従業員にさらに優れた生産性体験を提供できるように、Citrix XenMobile、Citrix NetScalerとMicrosoft Enterprise Mobility Suite(EMS)を統合する。Citrix NetScalerは仮想プライベートネットワーク機能を提供するためにEMSと統合され、Microsoft Intuneで管理されるデバイス上のオンプレミスアプリケーションへのより安全なIDベースのアクセスを可能にする。
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