ロボット市場は2024年に472億円規模へ
シード・プランニングは、6月22日に「コミュニケーション&テレプレゼンスロボットの市場規模予測」を発表した。コミュニケーション&テレプレゼンスロボットは、ロボットと人がコミュニケーションを行う会話型のロボットと、ロボットを操作するユーザーが、ロボットを通じて遠隔にいる人に話しかける遠隔擬似自体験型のロボット、遠隔地からロボットを操作する遠隔型に大別される。本調査では遠隔型を除外した「コミュニケーションロボット」と「テレプレゼンスロボット」を調査対象としている。
調査によると、コミュニケーション&プレゼンスロボットの市場は大きく拡大し、2024年には2015年の17.75億円と比較して25倍強となる472億円となる見込み。
コミュニケーションロボットの価格は、現在1万円台の製品も出てきているものの、市場の中心となっているのは数十万円の製品だ。現在の利用分野は限定的だが、今後は製品価格の低廉化により、受付や会話、介護、見守りなど幅広い分野での導入が進むと指摘された。
テレプレゼンスロボットは、ビジネス利用の製品ばかりでなく家庭向け低価格製品も登場し、市場の拡大が期待されている。半面、遠隔にいる人とのコミュニケーションを主に行うテレプレゼンスロボットは、従来のテレビ会議などとの決定的な違いがない。そのため、今後の普及を進めていくためには、「その場にいる存在感」にどこまで魅力を感じるかどうかがポイントになっている。
また、ロボットもスマートフォンやタブレットと同様にデバイスであるため、アプリやコンテンツ、通信環境が重要になる。そのためコミュニケーション&テレプレゼンスロボットにも、組み込むサービスが市場拡大の上では重要になると同社は指摘した。
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