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文教/公共 [ Educational / public ]

佐賀県多久市の小学校で実証実験を実施

『STUDYFIT』シャープ

[2016.04.18]

 2020年に小学生、中学生の1人1台のタブレットを普及させるべく、各地の自治体でITを活用した教育の実証研究が進められている。多くの自治体がITを活用した学習に取り組む中、教育現場の課題も浮き彫りになってきたという。それはタブレットで利用する教材が不足している点や、教員への負担だ。


 シャープは、児童の個別学習を効果的にサポートできるデジタル学習システム「STUDYFIT」を開発した。学習システムの教材には、小学校直販教材の大手、日本標準とシャープが共同で開発したタブレット端末向けのデジタル教材を採用している。学校現場で実績のある日本標準の教材をデジタル化することで、教材不足の問題点を解消した。


 教材は自動採点と自己採点方式を採用している。教員が児童の解答を回収して採点する負担を軽減すると同時に、クラス全体や個人が誤答しやすい問題を確認して授業や指導に活かせるのだ。また、教員には学習履歴の送信のみを行うため、ネットワークに負荷をかけずに運用できる。


 本教材はドリル教材のため、短時間で運用ができる。例えば始業前の10分間を利用して問題を解くことで、授業に影響を与えず、効果的に学習を進められる。実際にSTUDYFITを活用した実証研究を行った佐賀県多久市の児童は、10分間の学習時間に集中して取り組めたとコメントしている。また、学力到達状況を分析すると、成績下位層の割合が減少し、成績上位層の割合が増加したという。


 本デジタル学習システムは、5月から商談が開始されている。販売は、シャープと日本マイクロソフトが連携して進めて行く予定だ。

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