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クラウドなどに分散するデータを統合するベリタステクノロジーズのバックアップソフト

[2016.12.06]

ベリタステクノロジーズ

 

物理、仮想、クラウドに分散するデータのバックアップに
すべて対応できる統合バックアップソフトの新バージョン登場


サイバーセキュリティへの脅威が深刻化する中、データ保護に対する需要が高まっている。特にデータ保護は業種や規模を問わず企業の共通した必須の取り組みである。現在のシステム環境を踏まえてデータ保護の需要に応えるためにワールドワイドでのバックアップ市場でシェアNo.1を誇るベリタステクノロジーズは2016年11月7日、同社の統合バックアップソフト「Backup Exec」の新バージョンとなる「Backup Exec 16」を国内で発表した。そこでBackup Exec 16を活かしたビジネスチャンスについて同社に話を伺った。

 

 

データに関する問題点は分散管理と
容量激増によるダークデータの発生


企業ではオンプレミスで構築・運用した従来のシステムに加えて仮想化の導入やクラウドサービスの利用など、システムやアプリケーションの利用形態が多様化している。仮想化やクラウドの普及が広がり続けている現在、システム環境の多様化はますます進むだろう。


システム環境の多様化が企業にさまざまなメリットをもたらす一方で、潜在する問題が深刻化していると指摘するのはベリタステクノロジーズで常務執行役員本部長を務める髙井隆太氏だ。

“仮想、物理、クラウドに分散するデータを Backup Exec 16で統合バックアップできます”

 

ベリタステクノロジーズ
テクノロジーセールス&サービス統括本部
セールスエンジニアリング本部
常務執行役員本部長兼コンサルティング部部長
髙井隆太 氏

髙井氏は「当社の調査によると企業が保有しているデータの総量においてビジネス上重要だとする容量は15%、ビジネスで使わないあるいは重複しているなどの不要なデータが35%となっています。それでは残りの50%は何でしょう。それは何のデータかわからない『ダークデータ』と呼ばれるものです」と説明する。


何のデータかわからないとはいえダークデータの中には外部に流出させてはならない機密情報が含まれているかもしれない。ダークデータが生まれる理由について髙井氏は「企業では物理的なシステムに加えて仮想システムやクラウドなどを併用しており、保有するデータが分散しています。さらにストレージやクラウドサービスのコストが低廉化してデータ保管が容易になったため、保有データの容量が激増してしまいダークデータが発生するのです」と話す。

 


多様化するシステム環境に伴い
複数の異なるバックアップソフトを運用


ダークデータに限らず保有データの分散管理はデータの活用を阻害したり消失のリスクが高まったりするなど大きな問題となる。しかしながら仮想化やクラウドの活用が今後も進むため、データの分散管理は避けられない。


物理システムや仮想システム、クラウドなどのシステム環境の中で課題となるのがデータ保護だ。なぜなら物理システムと仮想システム、そしてクラウドにそれぞれ異なるバックアップ製品を導入している企業が多いからだ。


そして複数のバックアップ製品を運用していると製品ごとのスキルの習得や異なる運用管理の業務、これらの課題に起因するデータ消失などのリスクやコスト負担が生じる。


こうしたデータに関する課題とリスクを解決してくれるのが統合バックアップソフトだ。中でもベリタステクノロジーズは業界でいち早く統合バックアップソフトを開発・販売してきた長年にわたる実績があり、市場での評価も高い。その製品が「Backup Exec」だ。そのBackup Execに2016年11月7日、新バージョンとなる「Backup Exec 16」が国内で発表された。

ユーザーはニーズに合わせてライセンスを三つのモデルから選べる。キャパシティ・エディションとキャパシティ・エディション ライトは、容量課金ライセンスに含まれ、利用するオプションに応じてどちらかを選択する。

クラウド対応とライセンス体系を拡充した
Backup Execの新バージョンを発表


Backup Execでは3カ月に1回のペースで「Feature Pack」(直近ではBackup Exec 15のFP5)が提供されており、定期的に機能が拡充されてきた。今回メジャーバージョンアップしたBackup Exec 16の最優先事項は、いち早いWindows Server 2016、Hyper-V Server 2016、Microsoft Azureといったマイクロソフトの最新インフラのサポートであったという。


Backup Exec 16はさまざまなストレージ製品をはじめ物理システムと仮想システム、クラウドのデータのバックアップおよびリストアを一つの製品で、同じ操作で行える。前述の複数のバックアップソフトを運用することで生じる課題や問題を、Backup Exec 16が一気に解決してくれる。


さらにクラウドストレージへのバックアップ時にも、バックアップデータの暗号化機能が標準で利用できる。パブリッククラウドサービスでも機密データの安全な保存が可能で、セキュリティの面でも安心だ。


ユーザーが導入しやすく販売店が提案しやすいライセンス体系もBackup Exec 16の魅力だ。仮想システムやクラウドは利用する仮想マシンの数やサービスの数が変動しやすいため、必要なライセンス数を試算するのが難しいという課題があった。


また導入後も仮想マシンやサービスの数が増えるとライセンスを追加しなければならないなど、ユーザーのコスト負担の適正化という要望もある。そこでBackup Exec 16では「キャパシティ・エディション」と「キャパシティ・エディション ライト」という容量課金ライセンスが提供されているのだ。


キャパシティ・エディションと同ライトはバックアップ対象のデータ容量に対して課金される。そのためサーバーの台数は使い放題となる。


キャパシティ・エディションと同ライトでは利用できるオプションやエージェントに差があるが、同ライトでも機能が充実しており低コストなので中小企業に提案しやすい。また小容量サーバーにはキャパシティ・エディションを、大容量サーバーには単体ライセンスを導入するなど、ユーザーの環境に応じて適切なコストになるように組み合わせて提案、導入することも可能だ。


また、仮想環境用にお得なCPUソケット課金ライセンス「V-Ray エディション」も追加された。V-Ray エディションは、仮想マシンのアプリやデータベースの保護を台数無制限で行える。


髙井氏は「ランサムウェアが蔓延するなどデータバックアップは今後も需要が拡大します。サーバーや仮想化、クラウド、ストレージなどデータに関する提案をする際にBackup Exec 16を組み合わせることで、データ保護という付加価値を加えられます」とアピールする。

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