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業務利用のSIMフリースマートフォンに求められる要件とは?

[2016.11.16]

今回のテーマ:業務用のモバイルデバイスにSIMフリースマートフォンを導入したい!

 


法人企業が導入するモバイルデバイスの選択肢として、ノートPCやタブレットに加えてスマートフォンがある。スマートフォンは、他のモバイルデバイスと比較して行える業務の幅は広くないものの、移動中に文書を確認したり簡単な編集を行えるため、業務効率の向上が期待できる。

 


業務利用スマートフォンに求められるのは
堅牢性・セキュリティ性・連携性

 


法人ユーザーのスマートフォン利用が増加


法人市場のスマートフォン稼働台数は、年々増加している。MM総研が発表した「法人ユーザーにおける携帯電話/スマートデバイスの導入配布状況・ニーズに関する調査(2015年度版)」によると、スマートフォン導入企業の割合は、本格導入が前年調査の22.4%から27.6%へ増加したという。テスト・部分導入を含めた導入企業比率は35.6%で、4.2ポイント増加した。また、3年後の稼働台数予測では、法人向けスマートフォンの稼働割合は50%を超える見通しとなっており、今後法人ユーザーの携帯電話端末はスマートフォンが主流になっていくことが示されている。


業務にスマートフォンを導入することで得られるメリットは数多い。電話やメールなどの従来の連絡手段としてはもちろんのこと、外出先から社内情報にアクセスしたり、簡単な書類であればスマートフォンから閲覧・編集も可能だ。グループウェアによる情報のやりとりも行えるため、業務の効率化を実現できる。


また、昨今MVNO(仮想移動体通信事業者)が格安SIMを提供しており、企業がスマートフォンを導入する際に法人向け格安SIMを契約すれば、月々のランニングコストを抑えることが可能だ。

 


注目集まるWindows 10 Mobile


現在、国内で販売されているスマートフォンは、OS別に分けてiOS、Android、Windows 10 Mobileに大別できる。iOSは操作性やセキュリティ性の高さが評価されていて、企業で利用されるケースが多い。Androidは、カスタマイズ性の高さや端末の多様さから、企業に最適な1台を選択する場合に提案がしやすい。昨年から提供が開始されたWindows 10 Mobileは、Windowsプラットフォームとの互換性が高い点や、Continuum機能を利用することでデスクトップPCとして利用できる点などが評価され、現在業務利用端末として注目を集めている。


業務で利用するスマートフォンに求められているのは、堅牢性、セキュリティ性、デバイス間の連携性だ。例えば携帯している最中に端末を落下させた場合、衝撃で端末が破損したり、それによってデータが消えてしまう可能性がある。耐衝撃性能や耐水性能を持った端末を導入することが望ましいだろう。


今回は、AndroidスマートフォンをZTEジャパンに、Windows 10 Mobileスマートフォンを日本HPに提案してもらった。また編集部からはiPhoneを紹介し、代表的なSIMフリースマートフォンを比較する。


課 題
●コストを抑えつつセキュリティ性の高い端末を導入したい!
●スマートフォン導入でワークスタイルの変革を実現したい!
●コンテンツの閲覧や処理を迅速に行える端末を導入したい!

 

 

 

 

BLADE V7 LITE
ZTEジャパン
価格:2万3,544円

指紋認証センサーであなたのデータを守ります

業務利用端末に適したセキュリティ性


2万円台前半の価格ながら指紋認証センサーを標準で搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン「Blade V7lite」を提案する。指紋認証センサーを搭載したことで、業務メールやメールに添付された資料、写真などの重要な企業機密を効果的に保護できる。


また最大5本の指それぞれに、特定のアプリケーションを結びつけて画面オフの状態からワンタッチで起動できるため、メールやオフィスアプリケーションなどへの迅速なアクセスが可能だ。


スマートフォンで行う業務は、主に書類データや画像データなどの確認や簡単な編集作業が中心となる。本製品はGPUにARMの「MaliT720MP1」、CPUにメディアテックのクアッドコアCPU「MT6375P」を採用しており、前述した閲覧や編集作業も快適に行える性能を持つ。


本体サイズは幅70.2×奥行き143.8×高さ7.9mm、本体重量は133gと薄型軽量ながら、画面サイズは5インチと見やすい画面サイズだ。またバッテリーも2,500mAhと強力で、外出時にバッテリーの残りを気にせず使用できる。本体サイズも胸ポケットやバッグのポケットにすんなり収まるサイズで、日常持ち歩く際のストレスが軽減されるだろう。


周波数帯はドコモとソフトバンクの主要周波数帯をカバーしており、国内のどこでも不自由のない通信が可能だ。また多数のAPNをプリセットしているため、MVNOの格安SIMの利用も容易に行える。


筐体はミュンヘンのデザインセンターでデザインされており、アルミ合金のメタルボディを採用している。見た目の美しさだけでなく強度も高い。また2.5Dの曲面加工ガラスやコーナーへ曲面を配するなど、曲面構造を積極的に採用しており、デザイン性とともに持ちやすさにもこだわっている。外出先でメールなどを確認する場合でも、しっかりと端末をホールドしつつ、5インチの見やすい液晶で確認を行えるのだ。


上記のように、外出先での持ち運びやセキュリティ性に優れた本製品は、外出や出張の多いビジネスユーザーや、機密性の高い業務を行うビジネスユーザーなどに最適な端末と言えるだろう。

 

ポイント1
低価格帯ながら指紋認証センサーを採用
ポイント2
薄型軽量の本体に2,500mAhの大容量バッテリーを搭載
ポイント3
アルミ合金を採用しデザイン性と堅牢性を両立

 

 

 

 

HP Elite x3
日本HP
価格:8万4,024円〜

あなたのワークスタイルを確実に変えるお手伝いをします

スマホでPCのような作業を可能に


ワークスタイル変革を実現するWindows 10 Mobile搭載のビジネス向けSIMフリースマートフォン「HP Elite x3」を提案する。


 HP Elite x3はWindows 10 MobileのContinuum機能とオプション製品を組み合わせて利用することで、スマートフォンとしてだけではなくPCのように利用できる。無線だけでなく有線でのContinuum機能の利用を可能としており、安定した利用環境を提供する。


例えば「HP Elite x3ノートドック」(5万3,784円)と接続すると、狭額縁の12.5インチのフルHDモニターを搭載したモバイルノートPCと同様の環境でHP Elite x3を利用でき、効率的なモバイルワークが可能になる。また、「HP Elite x3デスクドック」(1万2,960円)を導入して、大画面モニターとキーボードやマウスを接続すれば、HP Elite x3をデスクトップPCとして利用できるのだ。


そのため、社外での営業活動などが多いビジネスパーソンや、建築現場などで活躍するフィールドワーカーが、外出先で資料編集を行ったり日報などを入力したりする際の端末としてHP Elite x3は非常に有効だ。移動中はHP Elite x3を利用して入力を行い、カフェなどではHP Elite x3ノートドックと接続、オフィスではHP Elite x3デスクドックと接続して効率的に編集を行うといったように、社内外を問わず同一の環境で作業を行えるからだ。


本体はIP67水準の防塵防水仕様や米軍調達基準「MIL-STD 810G」をクリアしており、水没や落下など不慮のトラブルでも使い続けることができる堅牢性を持つ。また、指紋認証や虹彩認証によるデバイスロック解除や、ハードウェアレベルでの暗号化など、ビジネスシーンに求められる高いセキュリティ水準を満たしている。

 

ポイント1
多様なオプション製品で社内外を問わず同一の作業環境を実現
ポイント2
米軍調達基準「MIL-STD 810G」をクリアした堅牢性を持つ
ポイント3
指紋認証や虹彩認証に対応したセキュリティ性

 

 

 

 

iPhone 7
Apple
価格:7万8,624円(32GBモデル)

より高速に動画コンテンツを処理します

処理速度が大幅に向上した最新モデル


編集部からは、Appleの最新スマートフォン「iPhone 7」を提案する。CPUに4コア設計を採用した「A10 Fusionチップ」を搭載し、従来のiPhone 6よりも最大2倍の速度で動作する。さらにグラフィクス性能も向上し、iPhone 6より最大3倍高速化している。その半面、従来と比較して電力消費は半分に抑えられているため、負荷のかかる処理などを迅速に行いながらも、バッテリー切れを気にせずに利用できるのだ。外出の多い営業職のビジネスパーソンなどが利用してもストレスなく使用できるだろう。


スマートフォンで電話をしている最中に、突然雨に降られるようなトラブルに遭遇することもあるだろう。iPhone 7では、iPhoneシリーズでは初めての耐水・防塵性能を備えており、水が本体にこぼれたり雨がカバンの中に浸水して本体にかかったりしても、故障する可能性が極めて低い。ホームボタンは、従来と同様に指紋認証センサーを活用した「Touch ID」に対応し、端末内のデータをよりセキュアに守れる。iPhone 7からはホームボタンが感圧式のソリッドステートボタンに変更された。これにより高い耐久性を実現し、ボタンのカスタマイズも可能になった。


モニターには最新のRetina HDディスプレイを採用しており、より幅広い色域の表現が可能になった。デジタル映画業界と同じ色空間を使用しているため、写真や映像を取り扱うクリエイティブ職のユーザーのモバイルデバイスとしても最適だ。
LTEのさらなる大容量、高速化を実現する無線システム「LTE-Advanced」を搭載しており、最大450Mbpsのデータダウンロード速度を実現する。最大25のLTEバンドに対応するため、ユーザーにあった回線を柔軟に選択して業務に活用できるだろう。

 

ポイント1
最新のA10 Fusionチップ搭載
ポイント2
防水・防塵性能を備える
ポイント3
幅広い色域の表現が可能なRetina HDディスプレイ

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