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大型テレビが電子黒板に早変わり!

文部科学省が2016年10月に発行した「平成27年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」において全国の公立学校(小学校、中学校、高等学校、中等教育学校および特別支援学校)の電子黒板の導入割合が発表されました。それによると、電子黒板のある学校の割合は全国平均値で前年度比0.8%増の78.8%でした。しかし、まだ電子黒板の利用環境が整っていない学校もあります。今回は、学校にある大型テレビなどを活用して電子黒板化できる製品を紹介します。

[2016.11.10]

電子黒板の導入コストを抑えられる

 

政府の世界最先端IT国家創造宣言の戦略において、「児童生徒などの学力の向上とITリテラシーの向上を実現するために、学校の電子黒板の整備・導入や1人1台の情報端末配備」などが掲げられています。学校や自治体によっては、タブレットや電子黒板を導入して授業を積極的に行っているケースもあります。しかし、導入が進んでいない学校や自治体もあります。また、普通教室の電子黒板の整備率は全国平均で前年度比2.5%増の21.9%でした。電子黒板は学校に1台は設置されているものの、普通教室にまで導入されているケースは少ないようです。そのような背景に、電子黒板などのIT機器は高額でなかなかすべての教室に導入できなかったり、設置に時間がかかったりなどの課題が挙げられます。

 

アイ・オー・データ機器は、大型テレビに取り付けるだけでタッチパネルモニター化できる取り付け型タッチデバイス「てれたっち」(DA-TOUCH)を2016年9月上旬から提供しています。本製品は、46~80インチまでの大型テレビや液晶モニターに対応しています。本製品を設置し、同梱されている専用のペンを使用すると大型テレビなどがマルチタッチモニターとして活用できるのです。

 

本製品を導入すれば、電子黒板を新たに購入するのではなく、今ある大型テレビや液晶モニターを利用できるためコストを削減できます。

本製品を大型テレビなどの上に設置するだけで利用できます。

工具を使わずらくらく設置

 

本製品は、大型テレビや液晶モニターの上部に被せるように設置します。実際に、東芝の49インチ液晶テレビ「49Z700X」に本製品を取り付けてみました。本製品は液晶テレビに合わせてサイズが調節できます。液晶テレビの横幅にぴったりと長さを合わせ、手で直接ネジを締めると取り付けの完了です。ドライバーなどの工具は必要ありませんでした。ただし、大型テレビや液晶モニターの上部が平らなものにしか設置できません。

 

本製品を液晶テレビに取り付けたら、付属のUSBケーブルでPCに接続します。添付されている専用のソフトウェアをインストールし、液晶テレビの画面をタッチ操作に対応できるようにします。セットアップは、同梱されている専用ペンを使って指示に従いながら表示される25の点を押したりするだけと簡単でした。

46~80インチまでの大型テレビなどに対応できるよう、本製品は伸縮可能です。

タッチ精度の高い専用ペン

 

専用ペンは2本同梱されており、2点マルチタッチが可能です。持ち手は丸みを帯びた三角形になっていて、子供の手でも持ちやすく机に置いても転がりません。

 

セットアップの際に25のポイントをタッチしたのは、ペンのタッチの精度を向上させるためでもあります。実際にタッチしてもペン先とモニターのタッチポイントにズレはありませんでした。

 

今回はノートPCと本製品を接続した結果、ノートPCの置き場所を確保しなければなりませんでした。スティック型PCを使用すれば、PCの設置場所に困ることなく利用できるでしょう。

 

本製品であれば、従来からある大型テレビや液晶モニターの活用が可能で、コストを抑えて電子黒板を導入できます。また、取り付けやセットアップが簡単に行えるため、時間をかけずに設置可能です。(レビューマガジン社 松尾好江)

本製品に同梱されてくる専用ペンなど一式です。左上にあるのは測定ツール「ワッシャー」です。大型テレビの画面からベゼルまでの高さを測るツールで、タッチペンの画面タッチを正しく認識させるために必要です。

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