menu
マガジン [ Magazine ]

産業用PCは意外な場所に需要有り!?

[2016.10.04]

Industry PC


産業用PCは医療分野や運送業に需要あり


ミック経済研究所は、国内の産業用PCの製造業、非製造業における活用状況を調査した「産業用PC市場の現状と展望 2016年版」を発刊した。それによると2015年度の産業用PC市場は、自動車や半導体製造関連の需要が増加し、前年比年7.2%増となる1,044億3,900万円となったという。半面2016年度は2015年度の反動を受け、前年比2.3%増の1,068億8,500万円となる見込み。その後も、PCがまだ十分に活用、設置されていない非製造分野を中心に増加傾向が続くものの、国内の製造分野ではリプレース需要がほぼ横ばいとなっており、今後は微減傾向となることが予測されている。これらの状況を踏まえて、同社は、2016〜2020年度までは年平均成長率2.0%で推移し、2020年度は1,155億6,000万円となる見通しを発表した。


製造業における需要は減少傾向にあるものの、非製造業は産業用PCに対する需要が増加している。製造業における需要はリプレースがほとんどであり、新規に導入されるケースは少ない。しかし非製造業分野は新たにPCを活用して作業の最適化を図るという需要が、特に医療分野や運送業などを中心に見られたという。それにより、2015年度の産業用PC、製造業・非製造業の売上高は、製造業が全体の61.1%、非製造業が38.9%となっており、徐々に非製造部門での売上ウエイトが増えているという。

キーワードから記事を探す