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プロジェクター機能を付加できる2in1PCでプレゼン!

[2016.09.10]

2in1 PC

 


2in1 PCの用途拡大が背景に


2in1タイプのPCにおいて、モジュール型の製品を今年の2月から市場に投入しているのはレノボ・ジャパンだ。その製品とは、「ノートPCの可能性を広げる独自のモジュラー設計」を採用した法人向け2in1 PC「ThinkPad X1 Tablet」である。ThinkPad X1 Tabletは、レノボ独自の脱着式モジュール方式によって、別に用意されたバッテリーやプロジェクターなどのモジュールを追加して機能を拡張できる。


開発の背景には、タブレットや2in1 PCの用途拡大がある。さまざまなビジネスシーンでそれらの製品が利用されるようになってきており、新しい価値を提案できる余地が広がってきているのだ。ただし、求められる機能をすべてPCの中に組み込んでしまうのは無理がある。たとえできたとしても、重くなったり見栄えが悪くなったりする。そこでレノボ・ジャパンでは機能をフレキシブルに追加できるモジュラー設計を採用し、必要とされるモジュールを用意したのだ。


ThinkPad X1 Tabletは大和研究所が開発を主導していて、デザイナーのデビット・ヒルお墨付きの製品として開発が進められた。これまでモジュールタイプの2in1 PCのような製品は市場に登場してこなかったが、レノボが他社に先んじて提案していくという気概で取り組まれたという。ThinkPad X1 Tabletは、新しい技術の採用でビジネスシーンに革新をもたらしてきたこれまでのThinkPadの遺伝子を受け継いでいるのだ。

ThinkPad X1 Tablet

ThinkPad X1 Tabletは、独自の着脱式モジュール設計によって、目的に応じて機能を追加できる。用意されたモジュールはプレゼンター・モジュールとプロダクティビティ・モジュールの二つ。拡張性を高めたり、プロジェクター機能を付加したりできる。

必要に応じて付けたり外したりする


ThinkPad X1 Tablet自体の性能も高い。CPUには第6世代 インテル Core M プロセッサーを採用し、メモリーは最大16GB。液晶サイズは12インチ(2,160×1,440)で、本体重量は約767g。着脱可能なキーボードをつけた状態でも約1065gだ。キーボードはトラックポイントとトラックパッドを内蔵しており、入力のしやすさは周知の通り。Dolby サラウンドサウンドテクノロジー対応のスピーカーも内蔵している。バッテリー駆動時間は最長で10時間だ。


高い性能を誇るThinkPad X1 Tabletに用意された追加モジュールは、「プロダクティビティ・モジュール」と「プレゼンター・モジュール」の二つ。これらを必要に応じて付けたり外したりして機能を拡張できる。モジュールを装着するのはタブレット部分の下部だ。使用中に外れたりしないように、レバーで固定できるような仕組みになっている。モジュールを付けた状態でもキーボードは装着できる。キーボードとタブレットの装着部分やスタンドの機構によって、キーボードはモジュールを付けていても打ちやすい角度に設定可能だ。


用意されたプロダクティビティ・モジュールは、生産性を最大化させる目的で作られた。三つのUSB 3.0ポートとHDMIポート、ThinkPad OneLink+ ドック用のOneLink+ポートが搭載されていて、ThinkPad X1 Tabletに装着することで、拡張性が飛躍的に向上する。約5時間駆動させられるバッテリーも内蔵しており、外出時からオフィスでの作業時において、ThinkPad X1 Tabletの生産性を大幅に高める。

 


タブレットとプロジェクターが一体化


プレゼンター・モジュールは、2m先に60インチの画面を投映できるピコプロジェクターとHDMIポートを備えており、ThinkPad X1 Tabletに装着することで、外出先でプロジェクターを利用したプレゼンテーションが行えるようになる。


ピコプロジェクターの輝度は約50lmで、小規模なミーティングスペースならば十分プレゼンが可能だ。ピコプロジェクターのカメラ部分は可動式で、利用環境に合わせて投映画面の高さなどを調整できる。専用のアプリをダウンロードしておけば、台形補正などをアプリ経由で行える。モジュール自体にバッテリーが搭載されていて、本体バッテリーを利用しなくても約2時間の投映が可能。モジュールのバッテリーがなくなった場合は、本体のバッテリーの利用で投映を継続できる。


例えば、チェーン店舗のエリアマネージャーなどが各店舗においてショートミーティングするような状況において、プレゼンター・モジュールを活用したThinkPad X1 Tabletの引き合いがあるという。外出先でその場でミーティングを行うような業務に対して、ThinkPad X1 Tabletとプレゼンター・モジュールの組み合わせは訴求力が高いのだ。タブレットとプロジェクターを別々に携帯するのではなく、タブレットと一体となった形で持ち歩ける利便性が大きいのだろう。


もちろんこうした例以外でもThinkPad X1 Tabletとプレゼンター・モジュール、もしくはプロダクティビティ・モジュールの提案チャンスはある。本体以外の追加要素が用意されたモジュール型の製品は、2in1 PCの新しい使い方の提案にも貢献しそうだ。

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