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市場調査・分析・予測 [ Market research ]

国内IT市場は東京オリンピックまで横ばい!?

原因はWindows 7サポート切れ特需か

[2016.08.18]

国内IT市場 前年比成長率予測(2015年~2020年)

※グラフの数値は2015年は実績、2016年以降は予測。
出所:IDC Japan

国内IT市場は2020年までそれほど伸びない

東京オリンピックが開催される2020年は景気が上向く期待が持たれているが、国内IT市場の成長率は期待ほどではないようだ。IT専門調査会社のIDC Japanが2016年8月12日に発表した「国内製品別IT市場予測」では、国内IT市場の2015年~2020年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は0.8%で、IT市場に通信サービス市場を加えた国内ICT市場のCAGRはマイナス0.3%と予測している。そして2020年の国内IT市場規模は15兆4,007億円、国内ICT市場規模は25兆1,630億円になるという。

2020年1月にWindows 7のサポートが終了

2020年まで国内のIT市場およびICT市場の成長が横ばいとなる理由として、2020年1月のWindows 7のサポート終了を挙げている。Windows 7のサポート終了に伴い前年の2019年に更新需要が旺盛となり、その反動で2020年は大幅なマイナス成長となるという。
なお2016年の国内IT市場はソフトウェア(パッケージソフトウェア)市場、ITサービス市場が堅調な伸びを示すものの、エンタープライズネットワーク機器を除くすべてのハードウェア製品市場がマイナス成長となり、IT市場全体では前年比ほぼ横ばいになると予測している。

ITサービスとパッケージソフトは堅調

2016年の国内IT市場規模は前年比0.2%増の14兆7,973億円で、国内ICT市場は同マイナス0.2%の25兆4,960億円と予測。国内ハードウェア市場は前年比マイナス3.1%の6兆3,538億円、国内ITサービス市場は同2.1%増で5兆5,003億円、国内パッケージソフトウェア市場は同4.4%増の2兆9,432億円と予測している。(レビューマガジン社 下地孝雄)

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