menu
マガジン [ Magazine ]

工事現場でも高性能なITデバイスを使おう! 各社の提案とは?

[2016.08.21]

今回のテーマ: フィールドワークに最適なデバイスを導入したい!

 


建設現場や工事現場など、屋外で業務を行う現場作業員にとっても、ITデバイスは必須の存在だ。そうしたユーザーにとって最適なデバイスは、過酷な環境下で使用しても故障しない、堅牢性が確保されたデバイスだ。

 


屋外作業の多い現場作業員の業務効率を
堅牢性の高いデバイスで大幅に改善

 

 

軍用規格準拠のデバイスで堅牢性を担保


建設現場や工事現場などは、水やほこり、高温多湿の環境であるなど、IT機器を活用する場所としては不適切だ。しかし、そうした現場で働く作業員(フィールドワーカー)の業務効率は、IT機器を導入することで大きく向上する。例えば建設業の場合、仕様や施工方法、建築で使用する部材、人員構成などは建設物ごとにすべて異なる。また顧客のニーズに応えるために施工変更などが行われるケースもあり、IT機器を導入していない場合、そうした施工計画や打ち合わせ記録などの書類を持ち運ぶことになってしまう。また紙の図面や資料などで打ち合わせを行っていると、事務所に戻りそれらの情報を各種文書や資料などへ反映していく必要があるなど、業務にタイムロスが多く発生してしまうのだ。


そうした現場作業員のワークスタイル変革を実現するのが、堅牢性の高いデバイスだ。例えば軍用規格「MIL-STD-810G」に準拠したタブレットやノートPCであれば、落下や粉じん、温湿度などに対する耐久性をクリアしており、現場作業で利用するデバイスとして最適と言える。また防水性を持ったデバイスであれば、屋外作業が多い現場作業員が使用していても故障の可能性が低減できる。

 


デバイスを組み合わせて活用


現場作業で使用するデバイスにも様々な種類がある。例えばタブレット端末であればモニターにタッチして操作ができる点や、打ち合わせなどで複数名で情報を共有しやすいなどのメリットがある。設計図面を事務所で確認する用途で使用する場合、4K解像度に対応した丈夫なタブレットを導入すると、鮮明な図面をもとに打ち合わせが行えるようになる。


文書などを作成する場合は、やはりキーボードが必要だ。しかしタブレットの操作のしやすさも捨てがたい場合は、コンバーチブルPCのようにキーボード操作もタッチ操作も両方に対応できるデバイスを選択するとよいだろう。


また、タブレットだけでなくスマートフォンを導入すると、設計現場で気になった点をを撮影して記録したり即座に連絡がとれたりするなどメリットが大きい。堅牢性の高いスマートフォンを導入することで、前述したような活用が可能になるため、タブレットやノートPCなどと組み合わせて導入すれば、現場作業印の業務効率を向上できるだろう。


今回はパナソニック、デル、京セラの3社に製品を提案してもらった。


課 題

●設計図面を事務所でリアルタイムに共有したい!
●キーボード入力とタッチ入力を使い分けたい!
●防水性の堅牢なスマートフォンを導入したい!

 

 

 

タフパッド4K
パナソニック
価格:オープンプライス

建設現場で図面をリアルタイムに共有できます

高精細な4K解像度の図面を建設現場に持ち込める


20インチの大画面でA3サイズの図面とほぼ同寸の画面表示が可能な4Kタブレット「タフパッド 4K」を提案する。高性能グラフィックアクセラレーターを搭載し、3D CADにも対応したハイパフォーマンスモデル「FZ-Y1D」、4K入出力など豊富なインターフェースを内蔵した、4Kタブレットのスタンダードモデル「FZ-Y1CH」、4Kの高精細高画質が手軽に導入できるブラックフェイスの4Kタブレット「FZ-Y1CA」の3モデルをラインアップしている。


モニターにはIPSα液晶を採用しており、176度の広視野角を実現している。例えば対面の打ち合わせの際に平面の机上に本製品を置いてカタログなどを参加者に見てもらうような場合でも、どの角度からでも鮮明に確認が行える。


4K対応の大画面タブレットながら薄型で、本体の厚みは12.5mm、本体重量は最も重いFZ-Y1Dでも約2.49kgと20インチの4Kタブレットながら軽量だ。持ち運ぶことを前提に開発されているため、携帯時や出先で故障するようなことがないよう頑丈設計を採用している。そのため、3D CADを使用するデザインや建設の現場の打ち合わせなどで、平置きで囲んで設計を確認し、その場で設計変更などが行えるようになる。前述したように本製品はA3サイズの図面をほぼ原寸表示できるため、設計図面をリアルに表示できるのだ。また、オプションの電子タッチペンを活用すれば0.1mmの高精度で設計図面への書き込みや修正が可能で、施工事務所などでリアルタイムに情報を共有しながら図面のチェックが行えるのだ。

 

ポイント1
4Kの高精細高画質を実現した堅牢タブレット
ポイント2
A3サイズの図面を表示できる20インチモニター
ポイント3
どの角度からでも見やすい176度の広視野角を実現

 

 

 

Latitude 12 Rugged Extreme
デル
価格:32万5058円〜(ベーシックモデル)

過酷な環境下での業務を円滑化します

フリップヒンジ採用の堅牢なコンバーチブルPC


ノートPCとタブレットの形状をシームレスに切り替えられるフリップヒンジ採用の11.6インチコンバーチブルPC「Latitude 12 Rugged Extreme」を提案する。


過酷な環境で使用するノートPCは、偶然の落下や振動、埃や高温などの危険にさらされている。本製品は本体に耐衝撃性を持つウルトラポリマーと頑丈なマグネシウム合金を用いることで、過酷な使用環境にも耐えうる堅牢設計を実現した。密閉性の高い筐体と圧縮ガスケットを採用することで、過酷な使用環境から、データが消失することを防止できる。


厳しい温度環境の中でも使用できる第4世代QuadCool排熱管理システムを採用しているほか、約1.8mからの落下に対する耐久性や、異物の侵入に対する保護などを検証する軍用規格の適合試験に合格しており、軍用、防衛、災害支援、公共安全、製造ラインなどの過酷な作業環境下での酷使に耐えうる設計がなされている。


モニターはタッチ時の圧力に反応する抵抗膜式マルチタッチスクリーンを採用しており、手袋をしたままでも快適な作業が可能だ。汚れやほこりがひどい環境や低温の環境でも安心して利用できる。


CPUにはパワフルで効率性に優れた第6世代インテル Core i デュアルプロセッサーを採用しており、高負荷のタスクも迅速に処理できる。キーボードバックライトもカスタマイズ可能で、赤、緑、青、白の4色から切り替えられる。ステルスキー機能によってすべてのライトとサウンドをワンタッチでオフにできるため、音や光が邪魔な環境下でも作業可能だ。

 

ポイント1
ノートPCとしてもタブレットとしても使える
ポイント2
筐体にウルトラポリマーとマグネシウム合金を採用
ポイント3
軍用規格の適合試験をクリアした堅牢性

 

 

 

TORQUE G02
京セラ
価格:オープンプライス

グローブを着用していても操作ができるスマホです

耐海水性能を搭載し海中での撮影にも対応


多数の耐久試験項目に準拠した高耐久Androidスマートフォン「TORQUE G02」を提案する。本製品は米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)19項目に、京セラ独自の耐久試験2項目を加えた計21項目に準拠しており、高い耐久性を備える。耐海水性能も持ち、水中に加えて海中での撮影が可能だ。


建設現場などの過酷な環境下では、ユーザーがグローブをした状態でスマートフォンを操作したいというニーズがあるが、本製品は画面が濡れた状態やグローブを着用した状態でも操作が可能なタッチモニターを搭載しており、作業中にグローブを外すことなく操作が行える。また、グローブでの操作を行いやすいように、本体サイドに押しやすい大型のボタンを配置しており、押すことでよく使うアプリケーションを起動できたり、スタート画面でウィジェットを切り替えたりできる。


建設現場などでは周囲の音が大きく、スマートフォンで受けた電話の音声が聞き取りにくいケースがあるが、本製品ではモニター部を振動させることで音を伝達する同社の独自技術「スマートソニックレシーバー」を搭載している。本技術により耳を覆うようにモニター部をフィットさせることで、周囲の音が遮断され、騒音が気になるような環境下でも通話相手の声がクリアに聞き取れるようになる。


このような高耐久性、過酷な状況下での操作性を備えた本製品は、高温や低温、水などが気になる建設業や運輸業、農業や漁業などに従事しているユーザーからの支持が高い製品だ。

 

ポイント1
「MIL-STD-810G」の19項目に準拠した堅牢性
ポイント2
耐海水性能を持ち海水での撮影を実現
ポイント3
グローブ着用でも操作がしやすい大型ボタン配置

キーワードから記事を探す