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ネタと話題 [ Story and Topics ]

ワークスタイル変革をキーワードに国内PC市場を活性化

日本エイサーがWindows 10搭載モバイルデバイスを法人向けに販売

日本エイサー株式会社 代表取締役社長 ボブ・セン氏は「今日発表する2つの新製品は国内PC市場を暑くする」とあいさつした。

[2016.08.08]

ワークスタイル変革で国内PC市場を盛り上げる

 

新製品の発表に先立ち日本エイサー株式会社 代表取締役社長 ボブ・セン氏が登壇し「盛夏で酷暑が続いているが国内PC市場は涼しい。今日発表する2つの新製品は国内PC市場を暑くする」とあいさつした。
セン氏は国内PC市場を盛り上げるキーワードとして「ワークスタイル変革」を挙げ、企業が成長するためには業務の効率化と生産性向上、テレワークを通じた人材の活用などが不可欠と説明し、それらを支えるツールとしてモバイルデバイスの需要が期待できると強調した。
そして2つの新製品はワークスタイル変革を推進するための効果的なツールとなるとアピールした。

ダイワボウ情報システムを通じて法人販売

左からダイワボウ情報システム株式会社 取締役 販売推進本部長 松本裕之氏、日本エイサー株式会社 代表取締役社長 ボブ・セン氏、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 コンシューマー&パートナーグループ OEM統括本部長 金古 毅氏。
 

日本市場への投入が発表されたWindows 10 Mobile搭載のSIMフリースマホ「Liquid Jade Primo」とWindows 10 Pro搭載の2in1タブレット「Switch Alpha 12」では、ワークスタイル変革を推進するツールとして活用されるために特にパフォーマンスにこだわったという。
また日本エイサーはワークスタイル変革を推進する日本マイクロソフトとの協業で、Windows搭載モバイルデバイスの活用を推進し、ビジネス展開を支援する「Windowsモバイルビジネスセンター」を運営するダイワボウ情報システム(DIS)に2つの新製品のディストリビューションを任せることで、日本市場でのシェア拡大も狙っている。

日本エイサーは日本マイクロソフトと協業するダイワボウ情報システムを通じた法人販売で日本市場でのシェア拡大を狙う。

 

日本マイクロソフトの金古氏は「日本エイサーとDISとの3社のパートナーシップによってワークスタイル変革やセキュリティ対策、生産性向上、管理性向上など多様化する市場ニーズに応えられるWindows 10搭載モバイルデバイスが提供できる」と期待を語った。
さらにDISの松本氏は日本エイサーに日本市場に適した製品仕様を求めるとともに「法人モバイルビジネスにおいてWindows 10タブレットが市場をけん引しており2in1デバイスも急成長している。さらにWindows 10 Mobile搭載デバイスの新規需要創出に力を入れる」と強調した。

キーボードとマウス、ドックを同梱するハイエンドスマホ

Windows 10 Mobile搭載のSIMフリースマホ「Liquid Jade Primo」には写真の専用ドックとキーボード、マウスが同梱される。

「Liquid Jade Primo」の仕様。

 

前述の通り発表された2つの新製品はいずれもパフォーマンスがセールスポイントだ。まずWindows 10 Mobile搭載のSIMフリースマホ「Liquid Jade Primo」は5.5インチの有機ELディスプレイ「AMOLED」を搭載し、CPUにはQualcomm Snapdragon 808を採用するハイエンドモデルだ。

「Liquid Jade Primo」の特徴。

 

高性能CPUの真価を発揮し、同時に低消費電力による長時間稼働を実現するために、内部の冷却機構にもこだわっている。
Windows 10 Mobileの外部モニター接続機能「Continuum」(コンティニュアム)は、無線だけではなく有線でも接続でき、快適な利用環境を実現する。
またContinuumでLiquid Jade PrimoをPCのように利用する際に便利なUSBキーボードやUSBマウス、これらを接続する専用ドッグが標準で同梱されるのもビジネス用途への提案に有利だ。

無線と有線の両方で「Continuum」(コンティニュアム)が利用できる。

 

エイサーではLiquid Jade Primoをスマホではなく「ポケットPC」と呼んでおり、スマホの携帯性とPC並みの性能、Windows 10シリーズの使いやすさ、そして充実したパッケージングによって、幅広い活用提案ができることだろう。発売は2016年8月25日から。
 

2in1タブレットの相反するニーズを両立

Windows 10 Pro搭載の2in1タブレット「Switch Alpha 12」。

「Switch Alpha 12」の仕様。

 

Windows 10 Pro搭載の2in1タブレット「Switch Alpha 12」は、高性能と静音性を両立していることが最大の特徴だ。2in1タブレットではPCとして利用する場合とタブレットとして利用する場合がある。
PCとしての性能を実現するには高性能なCPUが必要となるが、高性能なCPUの発熱を冷却するためにファンの搭載が必要となる。しかしタブレットとして利用する場合はスマホのような静音性が求められ、ファンの駆動音は耳障りとなる。
そのためこれまでの2in1タブレットでは、性能を重視するか静音性を重視するかで仕様を選ばなければならず、高性能と静音性を両立した2in1タブレットはなかったという。

「Switch Alpha 12」の特徴。

 

そこでSwitch Alpha 12にエイサーが独自に開発したCPU液冷システムを搭載し、ファンレスで高性能CPUを搭載することを可能とした。Switch Alpha 12にはインテルの最新高性能CPU、Core i5-6200Uが搭載されているが、17.1dBAという抜群の静音性を両立しているのだ。

エイサーが独自に開発したCPU液冷システム。

高性能CPUの搭載と抜群の静音性を両立した。

 

タブレット部にはUSB3.1 Type-Cをはじめとした豊富なインターフェースと独自開発のキックスタンドが装備されており、ユーザーの好みの角度で画面を固定できる。1.4mmの深いストロークを確保したフルサイズキーボードと組み合わせて、多様なワークスタイルに柔軟に対応できるツールに仕上がっている。
Switch Alpha 12はタブレット本体と着脱可能なキーボード、そしてユニークな機能が搭載されたスタイラスペン「Acer Active Pen」が同梱されて2016年8月5日より発売されている。(レビューマガジン社 下地孝雄)

本体のタブレット部には豊富なインターフェースが装備されている。

ユーザーの好みの角度に固定できるキックスタンドも自慢。

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