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日立がIoTプラットフォームLumada(ルマーダ)提供開始 【Monthly News Jul 2016】

[2016.06.27]

事業戦略


日立はIoTプラットフォーム「Lumada(ルマーダ)」の提供を開始した


日立製作所は2016年6月1日「Hitachi IR Day 2016」を開催し、その中で5月18日に公表した「2018年 中期経営計画」について解説した。また、本計画の目標達成に向けたビジネスユニット(BU)などの成長戦略が語られた。


同社 執行役専務 サービス&プラットフォームビジネスユニットCEOの小島啓二氏はサービス&プラットフォームビジネスユニットの事業戦略について解説した。サービス&プラットフォームビジネスユニットの事業戦略の業績目標は、2015年度実績として売上収益は二千七百八十六億円、調整後営業利益率は8・4%。2016年度の見通しとして、売上収益は二千八百億円、調整後営業利益率は5・7%。2018年度の目標として、売上収益は三千三百億円、調整後営業利益率は11・0%としている。


成長戦略の一つとして、デジタル技術を活用したIoTプラットフォーム「Lumada」(ルマーダ)の提供を5月10日より開始している。Lumadaは、同社が幅広い事業領域で蓄積してきたOperational Technology(OT)とITの融合により、IoT関連ソリューションの開発と容易なカスタマイズを可能にするIoTプラットフォームだ。オープンで汎用性の高いシステムで構成されているため、幅広い業種や利用目的において、他のプラットフォームやシステムと用意に連携させることができる。


Lumadaによって、IoTソリューションの鍵となる機器や通品機能、アプリケーション、データの統合・管理・保管・最適化・処理。分析、人工知能、シュミレーションツール、ソリューション提示機能、企業向けサービスなどの基本要素の包括的な提供が可能だ。


Lumadaの特長は次の三つ。


・オープン(Open)
Lumadaはオープンで柔軟性の高い構造で設計されているため、エコシステムにおける日立のパートナーの技術を容易に保管し、幅広い業種に向けてソリューションを構築できる。


・適応性(Adaptable)
さまざまなパートナーの技術との連携が可能であると同時に、システムの増設や拡張が容易でソリューションの開発が迅速に行える。また、機器の予兆保守、都市データの交換、ヘルスケアデータの統合などさまざまな業種をサポートするソリューションコアで構成されている。


・高信頼(Verified)
Lumadaは、すでに実用化されているセキュリティやデジタル技術で構成されている。先進的なデータの統合・可視化・分析ソフトウェア「Pentaho」や、日立の製品やソリューションで用いられる「Hitachi Streaming Data Platform」などが含まれている。


Lumadaは日立グループのHitachi Insight Groupが中心となって、運営されている。本拠地は米カリフォルニア州サンタクララで、六千人体制で事業が行われている。

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