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手書きのメモをデータ化してくれる便利グッズ 400-TBL002 【The Newest Gadget Journal】

[2016.05.25]

手書き電子メモパッド「400-TBL002」は、その名の通り手書きのメモをデジタルなデータに変換してくれる手書きパッド。ポストイットやメモ帳の感覚で使える便利なガジェットだ。書いたメモはPCにも保存できるエコな製品でもある。サンワサプライの直営サイト「サンワダイレクト」のWeb限定商品だが、とても興味深いガジェットなので紹介しよう。

 

 

手書きメモをデジタル化してPCに保存


スマートフォンやタブレットが登場してから、画面に何かを直接描くという行為は普通の感覚になっている。最近では、タブレットの画面をキャンバスのようにして絵を描くというデモンストレーションも眼にする。実際に絵を描く人によれば、手元のタブレットでの作業は手書きの感覚に近いのだという。プロの絵師ではなくても、やはり何かを「書く」という行為にとって、手に持って使うペンとメモ帳のように使用できる端末の組み合わせは、親しみやすく便利な方法なのだ。


そうした自然な感覚をデジタル化したガジェットが、今回の手書き電子メモパッド「400-TBL002」である。その仕組みはとてもシンプルだ。USBケーブルで本体をPCにつなぎ、必要なドライバーとアプリをインストールすれば、400-TBL002のパッド部分にペンで書いた内容をPCに転送できるようになる。製品にはインストール用のCD-ROMが付属しているが、DVDドライブなどを装備していないPCの場合は、Webサイト経由でアプリやドライバーをダウンロードできる。


400-TBL002の開発経緯についてサンワサプライは、「スキャナーなどの製品がある中で、その場で書いた手書きのメモやメッセージをデジタル化できる製品があれば便利だと思い商品化しました」と話す。こだわったのは「アプリを使って書いた内容をPCに送ることができる点」にある。また、書いた内容をSkypeやPDF、Wordなどに直接貼り付けることも可能だ。


本体をPCにつないでいなくても、400-TBL002単体でメモが書ける機能も備えている。本体はボタン電池で動いているので、ペンで書いた内容は「消去」ボタンを押すまでは、ずっと表示されたままになる。その基本的な機能を使って、昔ながらの伝言メモ帳として使えるのだ。ただし、PCにつないでいないと、書いた内容は保存できない。この場合は、小さなホワイトボードのように活用するイメージだ。

手書きのメモ帳として活用できる。

電話中のメモや手書きの署名に活用


400-TBL002の使い方は至ってシンプル。特別なトレーニングなどを受けなくてもすぐに使える。アプリをインストールすれば、パッドに書いて転送ボタンを押すだけで、その内容がPCの専用アプリに記録される。アプリに転送されたメモは、マウスで操作して自由に整理できる。アプリを使えばPDFファイルにも、手書きの署名を入力できる。マウスでは描くのが難しいイラストやスケッチなども、手描きのペン感覚でさっと書ける。


さらに便利な使い方として、「電話中のメモ」がある。受話器やスマホを片手に持っていると、キーボードでメモを残すのは難しい。そんなときに、このメモパッドがあればさっとペンでメモを残せる。実際に使ってみると、やはりマウスよりもペンによる手書きの感覚は便利だ。


最近では、手書きのメモをスマートフォンで撮影してメールで送ったりする人も少なくないようだが、それよりも400-TBL002の方が直感的で便利だ。また、手書き認識モードを使えば、文字の入力にも使える。認識できる文字の種類は、日本語、英語、数字、記号の四つ。読み方がわからない漢字を調べたいときに、手書き認識を活用すれば簡易な辞書として便利だ。

PC と接続すれば、メモの保存が可能。

EvernoteやOneNoteとも連携


400-TBL002には、ペンを収納したり立てたりするための穴のほかに、幅107×高さ60mmの手書きパッド部分と、五つのボタンがある。ボタンは左端から順に、「メモを起動中のソフトに送信」「メモをメモ管理ソフトに送信」「メモを同じグループに追加」「削除」「モード切り替え」となっている。


通常はペンで書いたら送信ボタンを押してアプリにメモを送るだけでいい。アプリのメモ画面では、ペンの色や太さを変えたり、消しゴム機能で消すこともできる。また、メモをメールに添付して送信したり、カレンダーに転送したりできる。さらに、Windows版ではSkype経由での送信にも対応している。そのほかに、EvernoteやOneNoteなどのメモ管理ソフトとも連携できるので、専用のメモ管理ソフトだけではなく、手書きメモを応用する範囲が広がる。


例えば、OneNoteに手書きのメモを保存しておけば、Office 365などのクラウドを経由して、ほかのデバイスで簡単に閲覧できるだけではなく、グループ内で手軽に共有したりできる。PCに接続していないときでも、書いて消せる電子メモ帳として機能するため、手元に一つあると何かと重宝する1台といえる。販売元のサンワサプライでは、「IoT戦略の一つとしても400-TBL002のようなサプライ製品は今後必要になるでしょう」と語っている。

メモはメールなどに添付することもできる。

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