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SIMフリースマートフォンを仕事に生かす 【戸田覚伝授 最新ツールのビジネス活用術 vol.25】

[2016.04.26]

SIMフリースマートフォンが話題になっているが、メインで使っている端末を乗り換えるのはちょっとハードルが高い。そこで今回は、安価なSIMフリースマホを仕事に生かす方法を紹介していこう。少ない予算で役立つこと請け合いだ。

 

 

01 低価格だから2台目にも


トータルコストで負担が少ない

 SIMフリースマートフォンとは、大手キャリア専用ではないモデルのことだ。これまでスマホを買うときには、NTTドコモなどのキャリアのショップに出かけて回線を契約して購入してきた。基本的には購入した端末は、他のキャリアでは使えなかったのだ。


 SIMフリーのスマートフォンは、家電量販店や通販でも購入でき、多くのSIMが使える。大手キャリアとも契約できるが、主に格安SIMを使うのが一般的だ。もしくは、格安SIMとセットになっているモデルを買うケースが多い。


 格安SIMは、NTTドコモなどから回線を借り受けている事業者が提供していて、毎月の料金は非常に安い。僕が利用しているサービスは、3GBの容量で月1,600円からとなっている。この金額で音声通話もできてしまうのだからすごい(通話料はかかる)。今回取り上げるZTEジャパンの「ZTE Blade V580」は、税別で2万円台後半という魅力的な価格なので、回線料金を含めたトータルのコストは個人で買うとしても負担が少ない。


 そこで、2台目のスマートフォンとしての利用をお薦めする。会社支給のモデルが気に入らなかったり、仕事の連絡に個人のスマホを使うのは気が引ける人にも最適だ。もちろん、費用の面から会社支給のスマホが用意できなかった企業でも、この価格なら検討できるだろう。


 さらに安いモデルも数多く登場しているが、ZTE Blade V580は、性能や金属ボディのデキがとてもよく、今イチオシの1台だ。

 

 

02 大画面だから仕事がしやすい


ファブレット的に使える

 ZTE Blade V580は高級感があってコストパフォーマンスが高いのは前記の通りだ。だが、それだけでお薦めしているわけではない。


 画面サイズがとても仕事向きなのだ。液晶は5.5インチとかなり大きくiPhone 6s Plusと同等のサイズだ。メインで使うスマホとしては「大きすぎる」と思う方も、2台目の仕事用と割り切れば納得できるはず。ポケットに入れずに、鞄で持ち運べばよいだろう。


 この大画面のメリットは、実際に使ってみると体感できるはずだ。スマホというよりも、一昔前の「ファブレット」的な使い方に適しているのだ。特にお薦めしたいのは、出先でのファイル閲覧用途として。Android用のMicrosoft Officeも完成度が向上しているので、十分にファイルが確認できる。Excelで作られた見積書をチェックして修正し、再度送り返す——といった作業もお手のものだ。


 地図も見やすく、カーナビとして使うにも頃合いのサイズだ。出張時の強い味方になるだろう。解像度はフルHDと高精細だから、商品写真などを顧客に見せる場合にも十分な美しさだ。


 今使っているスマホが4〜5インチならば、5.5インチのフルHDは驚くほど情報量が多いと感じるだろう。また、Webサイトを見るだけでも美しさに目を見張るはずだ。移動中に電子ブックを読んで学習したい人にも大いにお薦めする。

 

 

03 指紋センサー搭載はこれからマストだ


ログインはスマートに

 ZTE Blade V580を仕事で使う際に嬉しいのが、指紋センサーの搭載だ。本体裏のカメラ下の部分の円形のくぼみがセンサーで、手に持って指を当てるとログインできる。


 顧客先でスマホのロックを解除するために、9個のドットをなぞるパターン解除や数字の入力を見せるのはいささかセキュリティの観点からは疑問が残る。かといって、見えないように隠してロックを解除するのも、相手を信頼していないようでいやらしい。


 これからは、指紋センサーでスマートに使い始めたいところだ。指紋センサーは自撮りのシャッターとしても利用できる。


 スマホを2台持ちしてみると、実用上でありがたいポイントもいくつかある。1台持ちに比べると、それぞれの利用頻度が少なくなるので、どちらかのバッテリーは残る可能性が高くなる。ちなみに、ZTE Blade V580のバッテリーは3,000mAhと比較的容量が多い。いま使っているスマホがやや古くなってきて、すぐに電池が切れてしまうのならば、併用がさらに生きるはずだ。


 また、データ通信の容量が足りなくなってきたときにも、容量が足りている端末でテザリングを利用する手がある。メインで使ってるスマホの契約を、容量の少ない安いタイプに切り替えることもできるかもしれない。

ZTE Blade V580 は、金属ボディの高級モデルながら税別で2 万円台後半と手頃な価格を実現している。

左が5.5 インチ(1,920 × 1,080)のZTE Blade V580、右が4.5 インチ(854× 480)のスマホ。

プレゼンのスライドの確認も余裕だ。

指紋センサーで画面ロックを解除するのがとてもスマートだ。

指紋センサーは指を何度か当てて登録すればすぐに使える。反応も良好だ。

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