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コストを抑えられるプリンターの提案で ユーザーの買替え需要を喚起する 【業務用プリンターのリプレース製品として最適な製品を提案したい! 】

オフィスで毎日稼働しているプリンターにも寿命があり、長期にわたって使用していると、メンテナンス品の購入などにより、逆にコストがかかってしまう。買い換え時期を抑えている顧客には最新のプリンターや複合機を提案して、業務効率向上やコスト削減の実現をサポートしたい。

[2016.04.06]

コストを抑えられるプリンターの提案で
ユーザーの買替え需要を喚起する


古いプリンターはコスト負担が増える


 インクジェットプリンターの寿命は、一説によると3〜5年程度と言われている。レーザープリンターは部品を交換すれば長く使えるが、本体機能が陳腐化したり、定期交換部品の費用などがかかるため、古いプリンターを長く使用していると、逆にコストがかかりすぎてしまうケースがある。このような古いプリンターを使用しているユーザーに対しては、最適な業務用プリンターを提案してリプレースを図りたいところだ。


 今回はインクジェット複合機、LEDプリンター、大判インクジェット複合機という製品カテゴリーの視点から、それぞれの製品に最適な提案先を紹介していく。


レーザーのリプレースとしてインクジェットを提案


 まずはインクジェット複合機だ。最近のインクジェットプリンターはレーザープリンターと変わらない印刷速度である製品も多い。レーザープリンターよりも消費電力が低いため、古いレーザープリンターからのリプレース製品として最適だ。インクジェットの場合、インクカートリッジ一つあたりで印刷可能な枚数が、レーザー方式と比較して少ないケースもあるが、インクジェット方式の中には2年分のインクを同梱しているうような製品も登場している。カートリッジ交換の手間を考えると、インクジェット方式の方がよい場合もあるため、古いプリンターと比較の上、提案を行いたい。


 また、メンテナンス品のコストが気になる場合は、LEDプリンターを提案すると良いだろう。例えばメーカー側の標準保証の中に、5年間メンテナンス品を無償提供するものもある。インクジェットはインクによっては紙が波打つようなケースもあるが、LEDプリンターではそのようなことがない。加えて、LEDプリンターは内部構造が非常にシンプルであるため、部品の交換やメンテナンスなども行いやすい。ユーザー自身が日ごろのメンテナンスを実施することで、長く使い続けることもできるだろう。


 通常のオフィスではあまり使われないが、A0に対応する大判インクジェット複合機などは建設業界に提案するとよい。古い大判プリンターはCAD図面などが正確に印刷されない場合があるため、建設現場の事務所に設置できるコンパクトな大判インクジェット複合機を提案すると良いだろう。


 今回はエプソン販売、OKIデータ、日本HPの3社に製品を提案してもらった。


課 題

●消費電力が低いプリンターを導入したい
●メンテナンス品のコストをできる限り抑えたい
●設置しやすい大判プリンターを導入したい

 

 

 

PX-M160T

エプソン販売
価格:オープンプライス


大容量インクでランニングコストを抑える


 2年分のインクを同梱したエコタンク搭載A4モノクロインクジェット複合機「PX-M160T」を提案する。具体的には約1万1,000ページの印刷が可能なインクが同梱されており、インク交換の手間を軽減してくれる製品だ。同梱インクを使い終わったあとも、インクボトルを追加購入すれば約6,000ページの印刷が行える。一枚当たりの印刷コストは約0.3円(税別)で、トナーカートリッジモデルと比較してランニングコストが抑えられる。


 古いモノクロレーザープリンターを使用している場合、最新の機種と比較して消費電力量が多い場合がある。低消費電力を考慮していないからだ。しかし、インクジェットプリンターはレーザープリンターと比較して待機時も印刷時も低電力で動作するため、環境に対する負荷が少ない。中でも本製品は稼働時と待機時を含めたトータルの消費電力量を示すTEC値が0.3kWhと、同社のモノクロページ複合機LP-M120と比べて約75%の電力を削減できているという。


 また、古いプリンターや複合機は、スマートデバイスや、無線LANなどに対応しておらず、新しいオフィスや仕事環境の構築がしにくい。本製品は無線LANへの対応はもちろんのこと、スマートデバイスからの印刷にも対応している。事前にプリンターの設定を行っておけば、外出先のスマートフォンなどから印刷も行えるのだ。


 このように最新機能を搭載し、コストを抑えられる本製品はオフィスのレーザープリンターのリプレース先として最適だ。また同様のエコタンク搭載製品としてA4カラーインクジェット複合機「EW-M660FT」やA4モノクロインクジェットプリンター「PX-S160T」もラインアップされている。ユーザーの用途に応じて提案できるのも魅力だ。


ポイント1
 2年分の大容量インクを同梱

ポイント2
 低消費電力で環境に配慮

ポイント3
 スマートデバイスからの印刷に対応


大容量インクでインク交換の手間を軽減します

 

 

 

COREFIDO C811dn

OKIデータ
価格:14万9,040円


標準保証によってTCOを大幅に削減


 購入日から起算して5年以内に発生した機器の故障を無償で修理するサービス「5年間無償保証」に対応したA3カラーLEDプリンター「COREFIDO C811dn」を提案する。5年以内に定着器ユニットや転写ローラー、ベルユニット、給紙ローラーセットなどのメンテナンス品が規定の交換寿命を超えた際に、交換品を無償で提供するサービス「メンテナンス品5年間無償提供」も行っており、TCOを大幅に削減できる製品だ。


 もちろん、カラーLEDプリンターとしての十分な性能も備えている。具体的には、カラー/モノクロ毎分35ページの高速連続プリントを行えるため、ページ数が多い書類や多くの部数が必要な会議資料などの出力に実力を発揮してくれる。また長尺印刷にも対応しており、最大で1,320.8×297mmの印刷が行える。POPやポスターなどを印刷会社に外注せずに作成できるため、コストを削減できるのだ。


 本製品はLEDヘッドを採用しており、可動部分が少なく内部の構造がシンプルだ。そのため、本体サイズがコンパクトで、設置面積も幅449×奥行き552mmと小さく場所を取らない。また、設置面積が小さいながらもニーズに合わせてオプションの増設トレイを自由に拡張できるため、給紙容量を標準の430枚から最大2,080枚にまで増やせる。用紙を頻繁に補給する手間が省けるため、業務を効率的に進められるのだ。


 耐久性も高い。前述したシンプルな構造によって、約60万ページの印刷に耐えうる耐久性を実現している。年数に直すと約5年となる計算だ。現在オフィスで使用しているプリンターのリプレース先としてだけでなく、オフィスの2台目、3台目のプリンターとしても提案できる製品とえいるだろう。


ポイント1
 5年間の無償保証とメンテナンス品無償提供

ポイント2
 ポスターなどの長尺印刷にも対応

ポイント3
 約60万ページを印刷できる耐久性


コンパクトな筐体でどんなオフィスにもなじみます

 

 

 

HP DesignJet T830 MFP

日本HP
価格:53万7,840円


操作性の高いタッチパネルを搭載


 A0大判複合機でありながら設置面積はA1サイズと同等のコンパクト大判複合機「HP DesignJet T830 MFP」を提案する。


 従来、大判プリンターとスキャナーが一体となっている製品はほとんどなく、ユーザーの多くはそれぞれの製品を個別に導入していた。そのため設置面積は大きくなる傾向にあった。しかし本製品は大判プリンターとスキャナーの役割を一台で担う複合機であるため、それぞれの機器の役割を一台に集約できる。また、本製品はWi-Fi機能を搭載しているため、LANケーブルを配線する必要がない。電源ケーブルのみで利用できるため、レイアウトの自由度が向上しているのだ。


 操作性の高さも魅力だ。本製品には4.3インチの操作パネルが搭載されており、直感的なタッチ操作で印刷やスキャンが行えるのだ。また、大判プリンターの操作に不慣れなユーザーでも使いやすいように、タッチパネル上に操作の流れを示すアニメーションも表示できるため、簡単に操作が行える。


 本製品は前述した通りコンパクトな本体サイズをしているため、小規模なオフィスや、建設現場の事務所などへの設置にも最適だ。専用のハードプロテクトケースが用意されており、装着することでプリンターを粉塵や輸送時の振動から守り、少々足場の悪い道でも頑丈なタイヤで楽に事務所へ運び込めるようになっている。本製品の導入により、例えば建設現場の現場監督などに手書きで修正を入れた図面をその場で渡したり、細かい部分を拡大コピーすることで現場でのコミュニケーションがより円滑に行えるようになる。


 価格も、従来製品の約50%と抑えた価格で提供されているため、リプレース提案の他に新規提案も行いやすい製品といえるだろう。


ポイント1
 A1サイズと同等の設置面積のA0大判複合機

ポイント2
 Wi-Fi対応でレイアウトの自由度が向上

ポイント3
 建設現場の事務所などにも導入できる


いままで使えなかった場所でも使える大判複合機です

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